真・東方夜伽話

魔女は何人?

2010/03/20 00:47:17
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魔女は何人?

arlys
これは『眠り姫』『歪んだハッピーエンド』『積み重ねられた偽りの時間 』『盲目な王子様 』の続編となっております。
読まないと分からないと思いますので、読んでいただけると嬉しく思います。
あと、アリスは登場せずに、ゆかれいむとなっております。
これらを読んでオッケーなかたは下から読んでいってください。


「どう、しよう、どうしよう~」

泣いている少女は、自分の愛しい人にすがりつく。
涙を流し、自分の行ってきたことが引き裂いてしまったのではないかとカタカタと歯を震わせ、ゆるしてくれるだろうという期待も込めてぎゅっと掴む。

「あなたは、なにも悪くないわ」

そして、その期待通り、背中に手を回して囁く。

「あなたの傍には私がいるから。
一人ではどうか悲しまないで」
「ひぐっ、うぅ、あああ」

酸素を求め口を大きく開けて、嗚咽を漏らし、涙で赤く腫れていく目蓋は、他の人から見れば、美しさを半減してしまっているだろう。
だが、その様にごくりと唾を飲み込んで耐え切れないとばかりに優しく回されていた腕は強引に引き寄せるようなものになり

「愛しているわ」
「わた、わたしぃも」

お互い何か合図があったかのように当たり前に目を閉じて、唇を合わせる。

「ねえ、過去のことを考えても何もならないわ。
だからね、私だけを見ていて」
「でも、でも、私」
「いいのよ。
ねえ、私に全てをゆだねて?」
「いい……の?
全てを」
「えぇ、もちろん」
「ゆか、りぃ、紫!」

もう耐え切れなくなったかのように愛しい人の名前を叫び、もう一度口付けを交わす。
今まで、霊夢という少女は巫女というものに囚われてきていた。
それは、私がきつく言いつけてきたようなものだったが、やはり手に入れたとなるともっとふかくまで欲しくなるもの。
そして、ようやく

「んんっ、ふ、んく」

あの霊夢自らの深い深い舌を絡めあう濃厚なキス。

「私が、私があの時止めるべきだったの!
どこかで、魔理沙とアリスがおかしいってことわかってた、わかってたの。
アリスと魔理沙が一緒に行動することが減っているのに、私のところにだけは訪れに来て弾幕ごっこをしにくる。
だけどね、大丈夫だと思ってたの。
普段のあいつらを見てたら、大丈夫だって……」

それは、巫女としての彼女のこわれをいみするほどの取り乱しようだというのに、紫の心には満足感しか広がらない。
大妖怪といっても妖怪は妖怪。
紫だって、欲しいものを自分だけのものにするために動くのは当然のこと。
そのためだったら、どれだけのものを引き裂くのも当たり前。

「それくらいの愛ってことよ、霊夢。
あなたは、どんなことがあろうと私は愛し続けるわ」
「私も、紫」

霊夢の恋人になってから、頼ってくれるようになったときでさえもあった巫女としての本当の意味で誰かに深入りしないという姿勢はもうない。
もうどっぷりとはまりこんで、紫無しでは生きていないだろう。
とさっと霊夢は紫の腕を掴んだまま、布団へと倒れこみ

「ねぇ、紫。
もう、キスだけじゃ」

こくっと霊夢の喉がなり、紫の服を脱がしていく。
一枚、二枚、三枚、しゅるしゅると何も抵抗することなく、紫はその様子を見守る。

「ねえ、どうして?
紫も」
「まだ、だ~め」

もっと、霊夢が自分を求めている姿をじっくりとおがみたいと紫は動かない。
そして、それが霊夢をさらに自分を求めさせるためのスパイスになるとわかっているからだ。

「やぁだ、紫~」

顔を真っ赤にさせてカリカリと引っかいていく。
その様は子猫ちゃんかしらね~?
そんなことを考えながらも、紫は

「じゃあ、霊夢。
もう一回、ちゃんと言って?」

少し、霊夢の目に躊躇いが生まれる。
だが、そのためためらいは少女としてのそういう言葉を水から発することへの恥ずかしさ。

「えっと、あの紫」
「さあ、言って?」

先ほどまでは脱がせて言っていた指も止まり、瞳がキョロキョロと泳ぎだす。
虫の飛ぶ音が聞こえるだけ……

「お願い、私の可愛い霊夢」
「え、……交尾しましょ」
「ぶっ、交尾って」

紫に吹かれるとは思ってなかった霊夢は顔を真っ赤にし

「な、言わせたのはそっちでしょ!
もぅ、バカバカ」

ポカポカと軽く紫をたたきだす。

「うふふ、ごめんなさいってば。
ほら、気持ちよくしてあげるから」

しゅるっと巫女服は脱がさずサラシだけを取ってしまう。
そして、巫女服のスキマからにゅっと手をいれていく。

「ふぁっ、もぅ、物好き」

いつも、紫は大事なところだけとっていってあとのところは脱がしていかない。
紫は鼻歌を軽く歌いながら、胸を揉んでいく。
決して大きいとはいえない、むしろ小さいともいえる部類だけれど、紫はこの感触が好きだった。
もみゅもみゅと柔らかいけれども、きちんと手ごたえもあるまるで炊き立ての白いご飯のように気持ちいい感覚。

「あ、、ん」

そして、必死に声をもらさないようにしながらも真っ赤になって我慢する霊夢の顔が何よりもすきなのだ。
そして、じわじわと固くなっていくところをぐいっといじくると

「ひゃうっ!」
「うふふ、ここクリクリって固くしちゃって」

ピンポイントにぐりぐりといじっていく。
そのたびに、かん高い普段からは想像できないほどの甘い声が漏れ出て、溢れていく。
もちろん、指だけではなく口も霊夢の耳を咥えている。
キスをしてしまうと、声が聞こえなくなってしまうから、霊夢からねだられたりしない限り紫はしない。
ぴちゃくちゃと表側をなめているだけなら大丈夫のようだが、時々ひゅっと耳の中に下を侵入させていくと

「はひっ!」

なんて、半ば悲鳴のような言葉を出しだす。
そろそろ大丈夫かなって思い、紫は胸から下のほうへと指を伸ばしていく。

「うふふ、ぬれている」

普段ならば、羞恥を煽るために使う言葉が、今日は自然ともれ出る。
普段よりも圧倒的に感じてぬれていることが下着越しでもわかるほどだ。
もう下着も役割を果たしていないなって思いながらも、下着の上からぐいっと押してみる。

「ひゃう、ちかちかするぅ」

ぎゅうっと霊夢は紫にしがみつく。
そのまま、紫は下着の上から快楽を押し付けていく。

「だ、だ、だめぇ、ゆか、、り」
「うふふ、イきたいの?」

紫はにっこりと笑い、霊夢の中心に位置されるものにそっと触れてみると

「ひぅっ、は」
「ふふふ、お豆をやってほしい?」
「はっ、はっ、は」

まるで発情期の犬みたいにぜぇぜぇと舌を突き出し、紫のほうを見る。

「ねえ、どうなの?」
「ゆ、か、、おねが」
「どうやって?」

普段の霊夢ならば、おそらくしばらくの躊躇があっただろうが

「あのねあ、の、ぐりゅっとね」
「どこをなの?
ちゃんと私に見せて?」

霊夢はすっと巫女服をたくしげて指で自分のものにふれ

「あのね、ここをこう……
紫にね、お豆さんを思いっきりぐりってして欲しいの」

羞恥からか顔はもう自らの紅白の紅部分よりも真っ赤にしながらも呟く。
紫は何も言わず、そのまま霊夢のものへと手を伸ばし

「いやああああっ、ぁあ」

霊夢の身体はびぃんっと伸びきって、紫はその様子に満足しながらも残しておいた下着を脱がす。
つっと透明な糸は切れる気配がなかったため、紫はそれを切る様に途中で舐める。
霊夢は未だ絶頂の中なため、全く気づいていない。
ただただ息を荒くして、無防備。

「はゆっ!
あああぁ、まってぇ」
「だめ、今日は待ってあげない」

いつもなら、絶頂後の一回の休憩はなくもう十分にぬれている秘所へと指をいれていく。
中をかき回しながらも、胸もいじくっていく。
先ほどよりもかたくなっていった箇所はさらに敏感になっている。
そこを強引につねっているのも痛いはずなのに、霊夢はもうそれさえも快楽になってしまうほど、頭は真っ白になっている。

「いやっはあ、だ、、めぇ」
「もう一回!」

紫はぐちゅりと強引にいじくる。
霊夢の目と口はこれ以上にないほどに開かれて、声はあまりのものに空気が漏れ出るだけ……

「うふふ、もっともっときもちよくなっていきなさい」
「やっ、は、あゆかりぃ。
こわれちゃぅうう」



二人の声はとまらない。
指も何もかも、それを水晶越しに見る魔女は

「ふわぁっ」

大きくあくびをする。
目の前には水晶と、とても難しいことばかりが記された学の高い魔女だから読めるであろう本。

「きちんと、寝てくださいよ~」

魔女の使い魔は、苦笑いをしながら声を掛けると

「寝なくてもいいもの。
ただ、もう飽きてきただけ」

魔女はことの始まりを思い出す。
まあ、あの魔法使い二人が付き合いだしたことだろうか?

「くすくす、あはは」

あれは本当におもしろかった。
魔理沙がやたらとそっち系の本ばかり盗っていくようになった。
だから、そこからちょっとずつ自分が書いたものを混ぜていってやった。
寿命差についての考察についての本をまとめたものだ。
そして、魔法使いになるために必要な『捨食の魔法』についてのものも混ぜていった。
そうすると、だんだんと表情に影がさしていった。

そして、あのときあの未熟な魔法使いはたずねたのだ。
『残されるって寂しい?』
まるで、ヒトリボッチの子猫のような自分が一番寂しそうな表情で……
そのさまがおもしろくて、笑わないようにしばらくお腹を抑えてから
『いわれないとわからない?』
本に視線を向けたままで言うと何かを納得したかのように帰っていった。

そして、それから魔法使いになって、いつかアリスが訪れたときの顔が笑いものだったからのぞいてみたら、まあ、あの花の妖怪と戯れていた。
まあ、嬉しそうな顔をしてね……
悶々と悩みを抱えていきだす様に目が離せなくなっていった。

そして、それに便乗した紫。
彼女が霊夢を自分のものにした。
これで、この物語を見るのも終わりだとまたあくびをする。

「でも、アリスさんと魔理沙さん……
別れちゃって、残念でしたね」
「それは私に言っているの?」
「えぇ、友人でしょ?」

当然とばかりに、首をかしげる様に、大声で笑い出す。

「あああっはははは」

そして、途中でごほごほと咳き込みだす。

「、な、どうしたんですか?」
「友達?
何を言っているの……

この世のものは全て私の見世物よ。
そう、私の愛しい愛しい知識」

知識の少女は笑う。

「それ以上のものもそれ以下のものも存在しないわ」




誰だって、美しいものを見れば自分のものにしたいと願う。
美しいと思うものは人それぞれ。
『これを、この人を私だけのものにしたい』
そんな想いは、交差して混じってぐちゃぐちゃになって……

最高の物語となる
このシリーズ全部読んでくださった方、もしくはこれだけでも読んでいただけた方、どうもありがとうございました!
第三者視点と今までのまとめという形で書かせていただきました。
こんな形でよかったのでしょうか?

ゆかれいむを書いてみたかったんです、だけど私なんかが書いてすいませんでした。


次回は、何にしようか悩んでる感じです。
①これのアリスのきれちゃうバージョン
②前回に要望いただいた『こいしのドキドキ☆調教』の続き
③パペットが出てくる咲アリ(甘いものを書きたいリベンジ)
ご意見いただけたら嬉しいです!
もしくは、このカップルとかシチュエーションなどのリクエストもしてくださると嬉しいです。
欲張ってすみません……


それでは、最後に誤字、脱字がありましたらご指摘お願いいたします。
あと、コメントをいただけると踊る勢いで喜びます。
それでは、失礼しました。
arlys
コメント




1.ののさ削除
乙女すぎる紫に2828した自分がここにいたw
甘々リベンジをぜひとも読んでみたいです
2.名前が無い程度の能力削除
なんという黒幕ぱっちぇさん
こう考えると魔理沙が一番可哀相だよなぁ…
もしかしたらアリスと仲直りして3Pになるかもしれないけど
ちなみに次回作は是非①が読みたいです
アリス・魔理沙・幽香の組み合わせだとドロドロした話が似合いすぎて困るw
3.名前が無い程度の能力削除
パチュリー黒々しいな。
このパチュリーのレミリアに対する認識とか少し気になる。
悪友的な感じかな。
希望としては③で、甘い咲アリ大好きです。
4.名前が無い程度の能力削除
倒錯的な百合ってぞくぞくしますね、パッチェさんの魔女っぷりもまた良し
>あとがき
どれもいいけど③の咲アリに惹かれますかね、この2人ってだけで興奮するw
5.名前が無い程度の能力削除
ぱっちぇさん魔女らしさ出すぎw
次回作は①が読みたいです。
6.JENO削除
陰湿なぱっちぇさんぴったりですね。

もちろん②を希望
7.arlys削除
拍手ありがとうございます。
下から返信させてもらいます。

ののさ様
ゆかりんはこれくらい乙女だといいですよね~。
き、期待せずに待っていてください。

2.様
な、アリスと幽香と魔理沙の3Pなんて、すばらしすぎるでしょ!
ま、また違うお話でぜひ読んでみたいか書きたいです。
まあ、この世界ではきっと3Pはないでしょうけど……
確かに、この三人だとドロドロにしかならないですよね。

3.様
黒黒しいパチェさん書くの楽しいです。
レミリアは多分、これくらいしないと魔女じゃないでしょみたいな感じで見てます。
私も甘い咲アリ大好きです。
けれど、私が書くということで期待厳禁です。

4.様
ですよね、ヤンデレとかも私大好きです(聞いてない
この二人はおいしすぎますよね。
最近は良作も増えてきちゃって、もう緊張しますけど……

5.様
こんなパチェさんもいいと思います。
乙女乙女したパチェさんもいいですけどねw
まあ、ゆっくり待ってくださるとありがたいです。

JENO様
この役は、もう残りのキャラとか関係考えたらパチェさんしかいないですしね。
前作から続いての希望ですね。
さ、さすがこいさと!

そんなわけでアンケートご協力ありがとうございます。
希望人数的にいって③①②いきたいと思います。
きちんと、全部書ききるんでよろしくお願いします!
それではもう一度最後に読んでいただき、ありがとうございました!
次もよろしくお願いします。
8.夜伽で何か書くためにネタを集めている人削除
このシリーズは、孤立していく魔理沙についての物語だったのかもしれませんね。
パチュリーは魔理沙を魔法使いの道に引きずり込み、幽香は魔理沙と一緒にいたアリスを奪い、魔理沙のライバルだった霊夢も紫のものになった。
ひとりぼっちの王子様は物語の中に閉じ込められ、ゆかれいむ・幽アリがそれを見て笑うイメージがありますね。ページの外に膝をつき、涙を流すのではなく、ページの中に閉じ込められ、永い苦しみを味わうようにも取れました。
パチュリーですが、黒幕というよりも、ただの傍観者ですね。助言を与えたりはしていますが、基本的に関わっていませんから。