真・東方夜伽話

夜なのに眠らない

2008/01/07 11:36:26
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夜なのに眠らない

下級奉仕種族

※がんばってみたけどネチョ薄め





























 何時からだろう、夜の散歩の後にこの行為が加わったのは。

「ただいま」

 私は小さくつぶやく。勿論、スターも……サニーも寝ている時間、返事などあるはずが無い。
 いつも三人で使っている居間を通り抜け私は迷うことなくサニーの部屋に向かった。

 サニーはよく部屋の鍵をかけ忘れる。私から見れば無用心この上ないし、それでスターや私の悪戯の的になることもある。
 そして彼女は悪戯された直後は用心して鍵をかけるけど、しばらくしたらすぐに鍵をかけ忘れる。
 私が思うにサニーは疚しい事が何もないから自分の部屋に鍵をかける必要性を強く意識しないんだと思う。

 彼女は普通の妖精みたいに無邪気だから。私とは、違うから――

***

 最初は単なる悪戯心だった。たまたま、あの夜はそういう気分だったから。
 月があんまりに綺麗で、だから、だったのかもしれない。
 サニーの顔に悪戯書をしようと、前に香霖堂から盗んできた魔法ペン(墨よりも黒く簡単には落ちない不思議なペン)を持ってサニーの部屋に忍び込んで。

 月に照らされた彼女の顔を見て私の時が止まった

 胸が締め付けられるような初めての感情、これをなんていうんだろう。
 彼女の顔なんていつも見ているはずなのに、なんでこんなに息苦しい思いに囚われてしまうのか。
 元気で、可愛らしくて、でも肝心な時に抜けている私達のリーダー。嫌いじゃない。むしろ好きだから一緒にいる。
 でも、いつも一緒に悪戯をしてる時も、皆で食事をしてる最中も、こんな気持ちになったことはなかった。
 こんな、こんなに強く彼女を――

 その時、自分の耳障りな荒い呼吸で我に返った私は音を消して逃げるように自分の部屋に帰った。
 あれ以上サニーの部屋にいたら私の中から湧き上がるこのよくわからない感情が強くなりすぎて自分がどうにかなってしまいそうだったから。その日は、部屋でサニーのことばかり考えて一睡もできなかった。

 次の日の朝は三人での食事の時もサニーと顔をあわせることが出来ず、ただ「文々。新聞」を読むふりをして誤魔化した。
 散歩に出たあとの朝はいつも寝不足で機嫌が悪いから二人には怪しまれなかった、と思う。

 その後、いつものとおり悪戯の作戦を練り始めるころには私も悪戯のアイディアに夢中になってサニーをあまり意識しないですむようになったのだけど。
 でも、サニーの笑顔や、活発に動くたびに跳ねる髪、悪戯をして隠れるためにサニーと体を寄せ合ったときに香ってきた彼女の良い匂い。普段なら意識しないようなそんなことが悪戯の最中でも私の心をかき乱した。

 一度意識してしまえば、あとは坂道を転げ落ちる石のようにすぐだった。

 サニーが欲しい。私のものにしたい。サニーを抱きしめて唇にキスをしたい。そしてもっと先へ。
 普通の妖精は、きっとこんな想いを抱かない。私は変なんだと、皆と違うんだと眠れない夜を過ごしたりもした。
 皆でやる悪戯だけがこの気持ちを一時的にでも忘れさせてくれたけど、同時にサニーとの楽しい時間が彼女への私の思いを加速させていった。

***

 初めての行為は彼女のスプーンだった。私が食器を洗う当番の時に彼女の使ったスプーンを、私のものと取り替えて。
 自分の部屋でスプーンをサニーの指や舌に見立てて舐めたり、しゃぶったり……そして生まれて初めてベッドで自分を慰めた。
 
 妄想の中で、ベッドの上のサニーに覆いかぶさりながら彼女の唇にキスをして、こじ開けるようにして私の舌を入れる。
 多分、その程度のことでも彼女はびっくりして体を震わせるだろう。でも、私は後頭部に手を回して逃げることを許さずに、そのままゆっくり堅く閉じた歯を優しく舐める。

 しばらくすれば興奮に顔を赤くして目を潤ませたサニーは食いしばっていた歯をゆるめてくれる。
 そうしたら私は舌をゆっくりと口腔の中に入れてサニーの舌の感触を楽しむ。
 サニーの舌を吸い、鼻を鳴らしながら甘い唾液をすすり、私の唾液と混ぜてたっぷりと注ぐ。

 唇をふさがれている彼女は「んッ」とかすかに呻いて首を嫌がるように首を振るだろうけど、私は唾液を飲み込むまで許さない。
 いつもの快活な彼女からは想像もつかない涙目で私を見た後、サニーはあきらめた表情で私の唾液を嚥下してくれる。
 私は、彼女が私を受け入れてくれたその瞬間を思うと暗く荒々しい気持ちと強い喜び湧き上がり、それと同時に胸がとても苦しくなる。

 大事なものが壊れてしまったような、自分の一部が欠けてしまったような。
 
 でも、私は止まらない。止まれない。
 しばらくサニーの口腔を楽しみつつ唾液をたっぷり飲ませたあとはゆっくりと彼女の上着を脱がせる。
 酸欠と快感で赤く火照った頬と虚ろな目。私のなすがままに服を脱がされてゆくサニー。
 月明かりに照らされた彼女の白くスベスベとした肌をゆっくりまさぐりながら、ちいさな膨らみの上の突起をさっと撫でる。
 それに反応してヒクンと体を震わせるサニーをみて微笑みながら私の手は下へ移動し、やわらかいお腹の感触を楽しみつつドロワーズに手をかけて。

 きっとサニーは私の手を反射的にさえぎって、いつもの元気な声からは想像もつかない弱々しい蚊の鳴くような声で私に懇願するに違いない。「ルナ、やめて」と。
 そうしたら私はとても残酷で優しい笑みを浮かべてサニーの目を見て言うのだ。「どうして?して欲しいんでしょうサニー?」と。
 サニーは違うっていうかしら?それとも何も言えなくなって目を逸らす?どっちにしても私は止めてあげたりはしない。

 微笑んで、彼女の目を見つめながらサニーの手をゆっくり剥がし、期待と怯えが入り混じった表情で私を見る彼女のドロワーズを脱がせる。
 ドロワーズには彼女の期待が染みとなって広がっていて、私がそれに気づくとサニーは顔を真っ赤に染める。
 サニーが私で気持ちよくなってくれた証拠。自然、こみ上げてきた嬉しさに笑みがこぼれて。
 
 月明かりの下、全裸になったサニーは息を呑むほど綺麗で。
 いい匂いのする亜麻色の髪、小さな肩、ほんのりと赤く染まっている全身の白い肌、申し訳程度に膨らんでいる胸とその頂点の桜色の突起。ゆるやかなカーブを描いて腰につながるお腹と、その下にひっそりと息づく無毛の丘。
 サニーの興奮を表して、皮を被った小さな突起が自己主張をしていて、その下の普段はぴったりと閉じた唇はかすかに綻び、赤く濡れそぼった中身をのぞかせている。

 私がサニーの足を抱えて顔をソコに近づけると、ギュっと目をつぶって堅くシーツを掴む。
 普段の強気の態度からは想像もつかない可愛らしい様子に我慢できなくなった私は彼女のそこにむしゃぶりつくのだ。

「ひぃう!んっ!!」

 小さく悲鳴を上げるサニー。
 その声にますます興奮した私は強い快感に怯えて逃げようとするサニーの足と腰をがっちりと両腕で固定して、ひたすら彼女のソコを舐める。
 私の肩に足を乗せて股を広げた形になったところへ顔を突っ込み小さな突起を皮ごとしゃぶり、舌で包皮と硬くなった芯の間をなめまわす。
 そのまま下の割れ目にそって舌を移動し、鼻で突起を苛みながら熱くなっている果実を割り広げ、内部から湧き出る熱い液体をすくって飲み干す。

「あっ、あっ、いや、やめて、んっ、んぅ、んっ、ルナ、ルナッ、許して、怖い、気持ちいいけど、怖いよ、怖い!」

 熱い割れ目の奥にある入り口に舌を這わせ、ぷっくりと膨らんだ丘を甘噛みしながら軽く奥に舌を差し入れ、同時に硬くとがっている突起を包皮の上から上唇と歯で刺激する。
 その間、サニーは強い快楽に耐えかねるように私の頭を押さえてひたすら切ない声をあげてるけど、それも段々と甲高く切羽詰ったものに変わっていく。

「あっ!あっ!あー!!だめ、たすけて、るな、だめ!」

 サニーの腰が跳ねる。駄目、逃がさない。
 最後まで私で気持ちよくなって。
 私のものに、なって。
 私なしじゃいられないように、なって。
 
 夢中で押さえつけ、腰に回した手を使って指を充血して尖りきった突起の包皮にあて、一気に剥く。
 同時に唇と舌を使って飛び出た突起を思いっきりしゃぶった。

「ひうっ!!、るなっ、るなっ、いく、いっちゃう!、あー!あー!!あーっ!!」

 びくん、と一回腰が跳ねたあとサニーは荒い息をつきながらぐったりとなって虚ろな目で呆けたように天井を見上げ、絶頂の余韻でひくり、ひくりと時折痙攣する。

「……んぅ……あ、ふぅ…」

 私は最後までサニーを気持ちよくさせた満足感を胸に、ゆっくりと身を起こして。
 そしてベッドに横たわっているサニーの顔にまたがり、自分の指で熱く濡れそぼった割れ目を開く。

「サニー…ね?私のも気持ちよくして?」

 ゆっくりとサニーは私を見て、しばらくトロンとした目で呆けていたが、やがてこくんとうなずき――







 ――夢想からさめる。

 ゆっくりと自分を慰めていた手を目の前に持ってきて、月の光に照らされて光る液体をじっと見つめる。
 してる最中、ずっと咥えていたつもりだったサニーのスプーンは枕元に落ちて、銀色の光を放っていた。

 サニー、私、あなたを想ってこんなことするようになっちゃった。
 
 ぼんやりとする頭でそんなことを呟いて、私は眠りに落ちた。
 
***

 それ以来、私の行為はどんどんエスカレートしていった。
 そして今、私はサニーの部屋の中にいる。
 シンと静まり返った部屋で月明かりに照らされて静かに寝息を立てているサニー。
 この部屋に入る前に私の音は消しているので少なくとも彼女が音で起きる心配はない。

 まあ、熟睡してるサニーを起こすのは至難の業なんだけど……。
 
 私の秘密の楽しみ。それは夜の散歩の帰りに月明かりに照らされたサニーの寝顔を見ること。そして――
 
 サニーのベッドに腰掛けて、彼女の頬にかかった髪をのけてあげる。
 手で頬をさっと撫ぜて唇を指で触る。
 感覚が鋭敏になり、サニーの寝息が指にかかる感触、私の心臓が鼓動を激しくする音、荒くなる私の息をうるさいほど感じる。
 顔をサニーの首筋にゆっくりと近づけて(自分の心臓の鼓動がとてもうるさい)甘いにおいを胸いっぱいに吸い込む。
 そのまま耳元に口を寄せ、私は自分の胸の中を少しでも軽くできたらいいと、この締め付けるような切なさが少しでも減ればいいと思いを込めて囁いた。
  
「ずっとね、今日悪戯してるときだってずっとサニーのこと考えてたのよ?」
 
「私ね……サニーのこと想って、自分で慰めたりしてるの」
 
「こんなこと、許されないのはわかってる。でもね、もう駄目なの。止まらないの」
 
「ごめんね」
 
「好きよ、愛してる、サニー」
 
 そして私は彼女の唇を奪った。






 今でもなんでこんなことになってしまったんだろうと強く後悔することがある。
 サニーと無邪気に話せたころ、もう戻れない時間を思って泣きそうになることもある。
 自分を慰めたあとにこんな気持ちを知らなければよかったと。
 
 でも、どんなに苦しくてもどんなに辛くても私が彼女を好きだという気持ちだけは、無いことにできない嘘偽り無い真実なのだ。
 
***

ルナ 「あれ、『文々。新聞』に読者投稿の小説コーナーなんて出来たのね。えーと…星の精さん作「夜なのに眠らない」?
    星の精って透明で血を吸う奴かしら……ブバァーッ!!」
サニー「ちょッ汚いわよ、ルナ!コーヒー吹かないでよ!!」
スター「何か面白いものでも載ってたのかしら?」
ルナ 「ななななな」
スター「あら、ムーンチャイルドって子がサンミルクって子に片思いしてる恋物語ね」
ルナ 「なによそれ!?サニーって書いてあるのにサンミルク!?」
スター「愛称よ。あとスターバンパイア(愛称:スター)の三人で悪戯をするって設定ね。
    スターは普段は透明なんだけど、二人が危なくなると触手で追いかけてくる人間の血を吸って助けるの。
    血の赤で透明じゃなくなっちゃうんだけど……」
ルナ 「マジで神話生物!?なんでそいつだけそんな洒落にならない存在!?
    血を吸うとか悪戯ってレベルじゃないわよねえ!?」
サニー「ちょっと、そんな新聞より今日の悪戯をどうするか決めなきゃいけないでしょ!
    あー、もう危うくルナのコーヒーをかぶるところだったわ」
ルナ 「(新聞を握りつぶしながら)そそそ、そうね、悪戯の話をしましょう!。えーと、今日は神社の日よね!?」
サニー「?変なルナ」
スター「ルナにはルナの事情があるのよ。きっと」
ルナ 「(スターはともかく、他はどう見ても私とサニーがモデル……いったい誰がこんな妄想小説を!?)」
ネチョシーン難しいよ、難しいよネチョシーン。

賛同者ほぼ0のルナチャxサニーな妄想カップリング。
ルナチャが誰てめぇなのは最初に謝っておく。

こんな妄想をしてしまうのもサニーの所為なのでルナチャはサニーを性的な意味でどうにかすべき。
しかし、人生初SSがネチョSSってのもどうなんだろう。

2010/1/1 若干修正

>you. 様
あるいてお帰り…と、言うべきなのでしょうか?
コメントしていただきありがとうございます。
下級奉仕種族
http://byakhee.blog13.fc2.com/
コメント




1.名無し削除
賛同者ならここにいますよ
2.名前があった程度の能力削除
名前も相俟ってスター吹いた(笑

しかしいいですねこれは!
是非彼女の恋がみのらんことを
3.ルナはガチエロ娘削除
>人生初SSがネチョSS
大丈夫、俺も別ジャンルだけどそうだった。
4.名無し妖怪削除
>>人生初SSがネチョSS
>大丈夫、俺も別ジャンルだけどそうだった。
あれ?俺いつの間に書き込みしたっけ?
5.奈々氏削除
賛同者ならここにもいますよ
三月精ネチョ大好きなのに稀少すぎる。堪能させていただいた。
6.下級奉仕種族削除
誰も三月精カプで書かないから書いた、いわばタコが自分の足を食うような
飢餓状態が生み出した稚拙なSSでしたが読んでくれる人がいるというのは
いいものですね。

> 名無し様
宇宙で自分が一人ではないと実感するのはとてもありがたいことです。

>名前があった程度の能力様
SSの感想ぽいものを書いていただいたのはあなたで一人目です。ありがとう。
スターバンパイアネタはこのSSで書きたいことの半分を占めていたのは内緒です。

彼女たちの恋の行方についてはスター先生の次回作にご期待ください。

>ルナはガチエロ娘様
ルナは色々溜め込んでそうなのでエロいのはしかたないと思います。
あと、宇宙で自分が一人ではないと実感するのはとてもありがたいことです。

>名無し妖怪様
宇宙で自分が一人では(ry
やはりエロは人類を駆動するジャンルのひとつなのだなと実感しました。

>奈々氏
ルナxサニーはもっと普及してもよいと思うのですが、世の中はままならないものです。
あと、SSの感想ぽいものを書いていただいたのはあなたで二人目です。ありがとう。
7.you.削除
呼ばれた気がしたので歩いてきました