真・東方夜伽話

永遠亭のお薬は皆様の生活をサポートします。

2009/09/17 20:34:03
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永遠亭のお薬は皆様の生活をサポートします。

あか

--前書き--
ふたなり要素があります。苦手な方はご注意ください。
星蓮船ネタバレがあります。ご注意ください。
--以上前書き--


私が解放されておよそ一カ月が経過しようか、という頃だろうか。
誰もいないあの神社、いや正確には巫女がいるのだけどそこへと私は呼び出された。
今後の事について話があるから、という事で暇な時にでも来てくれということだった。

ずっとこちら側の世界に携わらなかった私であるから、そういう事を相談する相手が増えるというのはうれしい事でもあり、
その一方で封印されていた時の事を思い出せばやっぱりまだ少し辛い気持ちもあるわけで。
分け隔て無くというのが私の性分ではあるけれど、世の中をそう変えていくというのは私一人では難しい事は
既にその事からも明らかではあったから。正直な話、これから先に不安がないと言えば嘘になってしまう。
ずっと歩んできた世界ではそれこそ、少しずつでも手に入る経験があったから周囲の状況に対して自信は持てたけれど、
ここ千年の間に今この世界で何がどう変わったのかについてはまだそう簡単に見極められない、もとい安易な見極めはしてはならない。
安易な見方をしてしまえば、私にとっても腑に落ちない物の見方になってしまいそうだもの。
「おはようございます。」
「あぁ、来たわね。」
日が昇ってその光を受けている神社、その境内で掃除をしている巫女へと挨拶をする。
私の方へと向き直って箒を動かすのをやめると、その巫女、名前は霊夢さんだったか、
神社の中の方へと手招いた。
「立ち話は面倒だわ。掃除も疲れたし。」
……果たしてどれだけ早い時間から掃除をしていた事やら。

神社の中の居住部分へと案内されて驚いた事がある。いつから神社は酒造になってしまったのだろうか。
それともこの巫女が全部飲んでいるのか、恐ろしいほどの多種多様な空の酒瓶が玄関の隅の方に積みあがっていた。
ぼーっとそれを見ている内に巫女さんはずんずんと進んでしまっていたので、慌てて私も中へと上がる。
どこか懐かしき生活感を感じさせる和室へと案内され、促されるままにお互いが向き合うように炬燵へと入った。
「伝えておいた方が良さそうな事が二つ、あったからね。」
そう言いながら巫女がごそごそと炬燵に入ったまま後ろ手に棚を開けて小さな箱を取り出した。
炬燵の上に置いただけではそれが何かは分からなかったけれど、蓋を開けた瞬間に立ち上る独特の匂いからそれが薬箱という事が分かった。
でも、別に私は怪我をしている訳ではない。そう思っていると巫女が箱から小さく折りたたまれた紙を取り出して、
一杯のお茶と一緒に見えるように広げて私の前へと置いた。
[永遠亭のお薬は皆様の生活をサポートします。]と書かれてある。
「永遠亭、ですか?」
「そう。ここから少し離れた竹林の中にあるんだけど、薬なんかについて詳しいのが居るわ。
貴女、ずっと封印されてたって話だからね。いっそ健康診断でも受けてきたらどうかって思ったのよ。」
「健康診断、ですか。」
そこまで急を要するような事ではなさそうだけど、こういう薬箱を販売しているなら私も行っておこうかしら。
どんな薬があるのかも気になるし、一緒に住んでいるあの子たちにも良いだろう。
どれだけ頼りになるものかは分からないけれど、備えあれば憂いなしとは言ったものだ。
「それが一点、もうひとつは……そうね、玄関の瓶を見て驚いていたわね。」
「ええ。ちょっと多いとは思いました。」
本当は、ちょっとどころじゃなくて凄い多いと思ったのだけどね。
「参拝客じゃないお客さんは多いのよ。宴会って名目でよく集まるからね。
無理にとは言わないけれど、参加する事をお勧めするわ。いろんな奴が来るから。あぁ、ちゃんとある時は連絡が行くと思うから。」
宴会か。それならまあお酒の瓶は納得がいく。それでも量は多かったけれど、きっとお酒好きが多いに違いない。
「では、その折には是非とも。」
「うん。とりあえずはそれだけよ。何か聞いておきたい事とかあったら答えるけど。」
「具体的には永遠亭はどのように行けば良いでしょうか。」
「んー、そうね。里から竹林へと上がる道に小さな家があるから、そこの住人に尋ねてみるといいわ。」
里から竹林へと上がる道にある小屋、か。それなら迷う事無く見つける事はできそうだ。
「それを聞けば安心です。ありがとうございました。」
「良いのよ。無理なんてしないで、ゆっくり慣れていくといいわ。」
お茶のお礼をした後で、神社を後にした。太陽をふと見上げてみればまだお昼時にはまだずっと遠い。
今のうちに少し急いで永遠亭という所に行っておこうかな。お昼時にお邪魔してしまうのは気が引けるから。
私は神社の上へと飛び上がって、里の方角を遠くに確認すると一直線に空を翔けた。

件の家にいらっしゃった方は、その永遠亭という場所の事を告げると眉をしかめてしまい
ひょっとして巫女に仕組まれてしまったのかと思ったけれど、事情を話せば少しして首を縦に振った。
私の身の上話をすれば大体の人が驚くというのが、ここ一ヶ月で感じていた事だったから
特別驚きもせずに聞いてくれたのはかえって私を驚かせた。
彼女の後ろに付いて歩いて、空で見た時も凄いと感じた広さの竹林の中へと足を進める。
先に一人で入らなくて正解だったのかもしれない。空から見ればひょっとしたら探せたのかもしれないが、
普通に探す分には永遠亭が見つかる前にこちらが迷ってしまいそうな程に良く分からない場所だ。
それでも私の前のこの方はどんどんと進んでいく。どういう風に道を覚えたのか興味が湧いてしまうくらいだ。
「永遠亭というのは結構遠いのですか?」
「そうだな。割と奥の方さ。」
「何だか凄い道ですけど、迷わないのですか?」
「結構、長いんだ。何度も通った道だからね。風景は変わっても体が覚えているんだよ。」
とてもそんな年には見えない。普通の、とは言えないのかもしれないけど綺麗な妙齢の女性だもの。
幼い時からずっとこの竹林に筍でも採りに来ていたのだろうか。
「このあたりの筍って美味しいのでしょうか。」
「それなり、かな。どうかしたのかい?」
「お土産に持って帰れば周りの者も喜ぶかと思いまして。」
「そうかそうか。それなら後でもって帰るといいよ。減るもんじゃないから。」
前を向いたまま笑いながら進む彼女の横に足を急がせ追いついて、置いて行かれないように横を並んで歩いているとやがて
少し大きいお屋敷が目の前に姿を現した。
「ここさ。帰りの案内が必要なら待ってるけどどうするかい?」
「いえ、時間がかかってしまうと思いますので。……後日改めてお礼に伺います。」
「良いよ良いよ。実はここで待ってたら待ってたでまたちょっと色々ありそうだからね。」
そう言うとすたすたと来た道を戻って行ってしまった。不思議な人だ。
霊夢さん絡みって言ってたから、察するにやっぱりあの人も普通の人間では無いのだろう。

「ごめんください。」
玄関の戸を叩きつつ、少し大きな声でそう言った。先程までは喋って進んでいたので感じなかったけれど
恐ろしく静かな竹林である事に今更ながら気づかされる。ひょっとしたらこの家の人も留守ではないかと思うほどだ。
でも程なくして戸が開いて凄い大きい耳でとても長い髪の女性がすっと現れた。
「どのような御用件ですか?」
驚くほどに耳に届く声だった。
「薬に詳しい方がいらっしゃるという事で伺ったのです。」
「あぁ、それでしたらどうぞ。」
招きいれられてまた驚く。所かしこ見える兎の姿。ナズーリンの率いる鼠の群れで慣れたつもりではあっても、
姿かたちが変わればやはり私は驚いてしまうようだ。

「師匠、お客さまです。」
前を歩いていたこの人もどうやら耳だけは兎のように見えた。その人が扉を開けた先のお部屋に居たのは
机の前の椅子に腰かけた背の高い女性。人間のようではあるけれど、漂ってくる気配は人間でも妖怪でもないもっと別の何かだ。
まったく敵意を感じないのが帰って怖いくらいでもある。……思えば永遠亭まで案内してくれた方と近いものも感じる。
「どうぞ。」
私を見上げてそう呟いて、手で示された先にあった椅子へと座る。
この部屋まで案内してくれたあの子の姿は振り返ってみてももう無くて、何時の間の事なのか扉も気づかぬ間に閉まっていた。
「聖さん、でしょうか。」
話した覚えもないのに急に名前を呼ばれてまた驚く。今日は驚いてばかりかもしれない。
もとい、封印を解かれてここしばらくずっとそんな日々が続いているわけだけど。
「ええ。聖白蓮です。」
そう答えた私に頷きながらも、椅子に座っていたこの人はほほえみを浮かべながら後ろ手に小さな箱を取り出した。
朝方、神社を訪れた際に見たものと同じものがそこにはあった。
「霊夢から予め相談は受けてたから、もしやと思ったの。八意です。医者ではなく薬師ですので、
及べない所もありますが、薬に関してはある程度ご相談に乗れますよ。」
非常にゆったりした声でそう告げられて、私は改めて頭を下げた。
「えぇっと、健康診断の事なのですが……。」
自分から言っておきながらもそれがどういうものか、実は具体的に想像できていない。
私たちの世代にとっての医というのはきっと時代遅れのものになっている事だろうから。
「あぁ、そうね。貴女、針や血が苦手という事は?」
「いえ、大丈夫です。」
そう返している内に気が付けば利き腕で無い腕を台の上に乗せられ、肘の辺りを縛られていた。
恐ろしいほどに手際が良くて、変な容器のついた針だとかやれスースーする綿だとかを目移りしながら
見ている内に気が付けば
「結果については後日お知らせしますよ。」
そう告げられて、私は貰った綿で針が刺さっていたと思しき場所を押さえ、
なんというか私の頭が世代に追い付いていない事をよくよく思い知らされた。

「ついでにこれ、渡しておくわ。」
先程取り出された箱を手渡され、受け取る。
「おいくらですか?」
「足りない薬が出てきたら、で良いわ。」
「健康診断していただいた上で流石にそれは。何かせめてお礼を……。」
「そうねぇ。……じゃあ、これ。」
机の引き出しを開けて、小さな桃色の瓶を2つ取り出して私の前に差し出す。
「人によるけど、3時間から6時間程度。効果は飲んでのお楽しみ。特筆するような副作用は無いわ。
とりあえず一人の落ち着いた時間のある時に試してみて頂戴。それも売り物の一つよ。」
「お礼にならないのでは?」
「あら、宣伝のつもりよ。もしもまた必要だって事ならその時はちゃんと御代も頂くつもりだし、問題無いわ。」

商売上手というべきなのかそんなこんなで話が進んでしまい、気が付けば私は船へと続く空の道を飛んで帰っていた。
手にはあの瓶もおさめた小さな薬箱を抱えて、ただただ真っ直ぐと。
永遠亭から出て真っ直ぐに竹林の上空へと出た時の太陽の位置から察するに恐らくはお昼時だったからだ。
船に残っている皆には遠出をするなどといった事は伝えていないから、できる限り急いで帰らないと。
筍はいずれ皆を誘ってまた来れば問題は無い。


「おかえりなさいませ。」
船へと飛んで戻るなり、入口を掃除していた村紗が私を見つけそう叫んだ。
手を振ってそれに応えれば、にっこりと笑って掃除道具を纏めながら
「食堂で待ってますね!」
楽しそうに笑いながらふっと船の中へと消えて行った。あぁ、やっぱりお昼ご飯にはどうやら遅れてしまったようだ。
あの調子だと村紗だけではない、全員を待たせているような気がする。
私も慌てて船内に駆け込むと、自分のために割り振られている部屋の机に薬箱を片づけて急いで食堂へと向かった。
案の定他の部屋、他のみんなに割り振られた部屋には気配が無く、食堂に近づくにつれてどんどんとそれが大きくなっていく。
「ただいま。」
どこか罪悪感を心で感じながら食堂を開ければ皆が卓を囲んで座っていた。
「おかえりなさい。」
一斉に叫ぶように返ってくる返事を聞きながら、私も椅子へと座る。
食事には未だ布の覆いがかぶさったままで、それが私にとってのちょっとした救いでもあった。
冷めたりするような汁物なんかであったらそれこそ彼女たちに申し訳が立たなくなってしまうから。
村紗が私が座って準備が整ったのを確認すると、覆いに手を伸ばしてそれを外し、皆で手を合わせて
「いただきます。」
どこか一部叫び声のようなそれを聞きながらも今日のお昼ご飯、サンドウィッチなるものに手を伸ばしていった。
千年も封印されているとかえって自分が何を食べていたのか分からない程で、私が一体何を好物としていたかなんて
私自身、正直忘れてしまっている。
どの道、作ってもらえる食事がいかなる出来であってもこれからはもう孤食ではない事が私にとって一番嬉しく、
……これからもそうあって欲しいと願うばかりなのであるが、皆と食べる食事はとても私にとって、とても楽しかった。

お昼ごはんを食べ終わればほとんどの者、村紗以外は稼ぎであるとか私用で船を開ける事は珍しくなく
私は皆が食べ終えた食器を村紗と一緒にゆっくりと洗っていた。とはいえ、何だか知らぬ間にこの船も
いろんな技術が入りこんで、私が知っていたような食器の洗い方とはまた少し違ったりして。
頑張って色々と覚えようとはしているのだが、結局私は役に立っているのか立っていないのか、不安ではあった。
「では私は船の掃除へ戻りますので。」
食器を片づけた村紗に続いて食堂を出て、お互いに手を振って別れる。
甲板の方へと足を運ぶ彼女の背を見送りながら、その姿が見えなくなると私は自分の部屋へと戻った。
片づけていた薬箱を取り出して、一本一本を説明書きを見ながら並べていく。
頭痛薬、消毒液、軟膏、包帯、鎮痛剤……思ったよりも色んな種類が所せましとその箱には入っていて、
期限のようなものや、どういう時間に里で販売しているだとかまでも書いてもある。
あの案内してくれた女の子が売ったりしに来ているのだろうか。
最後に、別に貰った桃色の瓶を取り出して眺める。この瓶だけが唯一、何の薬かわからない。
期限は書いてあるのだけど、まるで謎だ。同じ瓶が2本あるけれど、どっちも全く同じ。
時間がある時に使うといいってお話だったけれど、今から飲むのは夕食に影響が出てもなぁ。
食後一人になったら一瓶使ってみる事にしよう。

一人納得しながら、あった瓶を元に戻していく。
思いのほかギッチリ詰まっていたからか、適当に詰めるだけでは入りそうになく
案外に取り出すときよりも片づける方に奮闘を余儀なくされた。
「聖さまー、いらっしゃいますか?」
コンコン、とノックの音が響いて、扉越しに村紗の声が部屋に響く。
少々頑丈な作りであるためか、案外に叫ばないと聞こえない所があったりもして。
私も少しだけ声を大きくするとそれに返した。
「居ますよー。どうしたの?」
ドアを開けて村紗を迎えると後ろ手に持っていたらしい籠を私の前へと差し出した。
「夕食の準備、もし宜しければ手伝っていただけませんか?」
ジャガイモやニンジンの山がそこにはあった。
「喜んで。」

「今夜は何を作るの?」
食堂へとまた二人で戻って、そう彼女に尋ねる。
「そうですねぇ、肉じゃがかカレーにしようかと思ってるのですが。」
「か、かれー?」
肉じゃがはなんとなく想像がつく。肉とジャガイモが主体な何かだろう。
ではかれーとは何か。
「……カレーにしましょう。肉じゃがはまたの機会で。」
私の顔を見ながら村紗が言った。とりあえず頷きながら、村紗が籠から取り出した野菜を洗っていく。
部屋の中を行ったり来たりしながら、村紗がそのカレーなるものに必要らしいものを机の上に集めていく。
牛のお肉やら、茶色っぽい良く分からないものなんかが並んで行くのを眺めながら私は野菜の泥を流しきると、
私はそれらを金属製の笊へと移していった。
「とりあえず皮を剥きましょう。」
そう言って彼女が取り出したのは2枚の刃と思しきものがついた小さな道具。
刃の部分を確認しようとすると、うっかり滑らせると危ないですよと声をかけられたのでとりあえず置いておく。
「何しろ量が多いので。」
その道具を握って実演してくれるのだが、これがまたなんとも奇怪で、そして軽やかで
なんと野菜の皮がみるみる内に剥けていくのだ。めくれあがるかのように剥けていく皮を屑かごへと捨てていくそれは、
まるで蜜柑の皮を剥ぎとるかの如くの滑らかさだ。私もやってみよう。
刃を野菜に合わせて……あぁ……あぁ!ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ楽しいかもしれない。
「流石にじゃがいもの芽は包丁ですねぇ。」
私の横で、剥き終わったジャガイモの芽をとりはじめた彼女を尻目に、
私は手のひらの中のニンジンにこの不思議な道具を押し当てる。
「楽しそうですね。」
「便利になったものねぇ。」
「そうですねぇ。他にも色々ありますからまたゆっくり紹介しますよ。」
それはそれは、楽しみだ。

村紗はやっぱり器用みたいで、私がニンジンの皮をまだ剥いている間にどんどんと野菜を切ってる。
結構な大きさで切ってるから、恐らくはカレーとは煮物の一種ではないかと私は推測した。
「ニンジンはー半月上にこのくらいで。」
ついに剥き終わった私に確認しながら、手早く包丁を下ろしていく。
真似るように大きさを合わせて、私も剥き終わった野菜に包丁を入れていった。
「でー、最初に簡単に炒めます。」
でも炒めると言って村紗が取り出したのはでっかいお鍋。けれど、そんな事はお構いなしに用意してあった食材や油を入れて火にかけた。
思ったよりカレーという煮物は豪快なのかもしれない。私と彼女でお鍋の中を見下ろしながら、見た感じ火が通ってきたところで彼女がコップを取り出した。
「でー、水を加えます。」
よし、やはり煮物料理だ。
「加えます。」
うん。
「加えます。」
「あの、もうひたひたになってるけど。」
「そういうものなのです。」
「そういうものなのですか。」
そういうものらしい。これは煮物ではなく、汁物の予感がしてきた。でも、味噌は別段用意してなかったし、醤油やだし汁の材料というのも見て無い。
あの机の上にある良く分からない茶色いものがそうなのだろうか。真実は村紗のみぞ知る。
村紗が火元を調節しながら後ろ手に椅子を二個引っ張ってきたので、一緒に座った。
「そういえばまだ夕食までには遠いと思うのだけど。」
「ええ。先に作ってしまって一旦置いておこうかと。食べる前に温め直せば済む話ですし、
何より後で慌てて作るよりも後はご飯を炊くだけという方が楽ですので。」
そうか、ご飯と合わせて食べるのか。昼間に頂いたようなパンではないのだな。

段々と頭の中で形成される不思議な料理像を頭に浮かべながら、
時折鍋を覗いて灰汁を取りながら野菜の様子をうかがう村紗と私。暫くして村紗がどことなく頷いた後、火を弱めて先程から気になっていた
茶色いものをお鍋の中に落としていった。
「ずっと気になっていたのだけど、これは?」
「ルゥといって、香辛料と油の塊のようなものですかね。これで主な味付けするんです。
後はゆっくりとかき混ぜながら暫く煮て、満遍なく溶かした後しばらく煮たらそれで火を止めましょう。」
なんというか、そんな説明を聞いては居たのだけど何だかどんどんと凄い色になっているような気がする。
そんな大きな塊を入れていたような覚えは無いのだけど、それだけあの小さな塊の中には何かしらが詰め込まれていたんだろうか。
ただ、そんな凄い色のこのカレーなるものだけど、漂ってくる匂いはどこか食欲をそそる良い匂い。
摘み食いをする気は無いのだけど、何だか夕食が待ち遠しいところだ。

「……よし、じゃぁ火を止めて後は夕食まで。」
村紗が蓋を完全に閉めて、火を止めた。一緒になって手を洗い直して、また椅子に腰かけなおす。
「村紗は器用で、しっかり者ね。」
「聖様程では無いですよ。それではあの、申し訳ないのですが、ちょっと夕方まで仮眠させてもらっても良いですか?」
「ええ。起こした方が良い?」
「いえ、大丈夫です。問題ありません。」
本当、しっかりしてるわ。
火の元を確かめながら部屋を出る村紗に続いて私も部屋へと戻ると、
私は部屋へと戻って用意してもらったベッドへと体を寝かせた。私も今日は早起きだから少しねむたいのだ。
もし深く寝てしまっても、恐らくではあるけれど誰かが夕食には起こしてくれるだろう。
そんな事を考えながら、新しいふかふかの枕に頭をのせてゆっくりと目を閉じる。
溜息を吐いてみれば、ほんの少し刺激的なカレーの匂いが漂ったような気がした。


「ひっじりっさまー!夕食ですよー!」
頭に良く響く声と、どんどんと扉を連続で叩く音が部屋を響く。
その音に夢から現実へと引きつけられて、頭を振って何とか眠さを振り払うとその声、ナズーリンが叩いていた扉を開けた。
既にそこに彼女の姿は無く、既に食堂へと向かっている真っ最中の背中がそこには見えた。
私も後を追う様に少しだけ急ぎ足で食堂へと向かう。既に配ぜんが終わってしまったのか、
寝る前に感じた時よりももっと強いにおいが漂ってくるのがどこか私をワクワクともさせていた。
「お待たせしました。」
私がやっぱり最後なようで、皆もう席に座っていた。廊下で感じたこの匂いも一層強く、
私もワクワクとしながら席へとついてふと気づく。ご飯と合わせて食べるという事は村紗の言葉から分かっていたが、
まさかこのようにご飯の上に更にかけるものだとは思いもしなかった。ご飯とみそ汁の関係のように、
このカレーもお椀の中に入っているものだと思っていたから……いやしかし、猫飯というものもある。
なるほどその体系の一つなのかもしれない。

「いただきまーす。」
ご飯だけど用意されているのはスプーン。あぁ、でもこっちの方が食べやすい。
見た目の割にはちょっとピリピリとして口の端が熱いけれどどこか沸々と食欲が湧き上がってくる。
猫飯以上の発明かもしれない。でも何だか少し漬けものも欲しくなるところ。
今度何か合いそうなものを探しておこうかな。
量の割には早く食べ終わってしまい、新たに2杯目を食べはじめたナズーリンや皆を眺めながら
一息つく。いいなぁ、一人じゃないというのは。
「ごちそうさまでした。」
いいなぁ、本当。

食事を終えて、また私たち二人で食器を片づけながら、まだ中身の残っているお釜や鍋を眺めつつ、
「明日も少しだけならこれで行けそうですね。」
なんて事を二人で話しつつ、一緒に食器を洗った。
思いのほかこのカレーというのは油が強いのか汚れが少しばかり落ちづらく、
服につかなくて良かったと今頃になって思った。案外にこれは染みになりやすそうだ。
「あぁ、残りのはやってしまいますので先にお休みになられてください。」
村紗がそう言うので、お言葉に甘えて手を洗って食堂を後にする。
「おやすみなさい。」
「おやすみなさい、村紗。」
カチャカチャと弄る音を背にして、私は部屋へと戻った。
机のすぐ脇にあるベッドに腰を下ろして溜息をつきながら天井を見上げる。
昼寝はしてしまったけれど、食後であるからかなんとも中途半端な眠気が体を誘い、
いっそ寝てしまおうかと思ったけれど、ふと出したままの薬箱が目に入ってあの薬師さんからもらった薬の事を思い出した。
今なら飲んでも大丈夫なはずだろう。どうせ後は寝るだけだもの。
箱から桃色の瓶を取り出して一本そのまま中身を飲み干すと私はゆっくりとベッドに体を預けた。

飲んでほんの少しして、どこか頭がぼーっとしてきて体も何だかあたたかくなってきて何となくその薬が何だったかのか分かってきたような気がする。
3~6時間とも言っていたし恐らくはこれ睡眠薬なのではないだろうか。
とすれば、うん。感覚に任せて寝るのが一番だ。
そう思って畳んでいた布団を広げると、部屋の灯りを落としてまた再び眠りへとついた。


恐らくはお昼過ぎの昼寝が原因なのだろう。再び目が覚めたのは恐らく日付をまたいでしばらく経った頃なのだと思う。
おおよそ6時間は過ぎているが……。うーん、何かしらの良い夢を見ていたような気もしなくはない。
それにどこか体がスッキリしているような気もする。疲れをとるための薬の一つなのかもしれない。
にしても何だか喉が渇いたなぁ。部屋の中にある水差しは、残念だけど中身が空みたい。

恐らくは夕食で香辛料の効いたものを食べたからだろうと考えながら、暗い廊下を進みつつ水差しを片手に食堂へと向かう。
水分を補給し終えてまた暗い廊下を戻っていたところでふと、村紗の部屋に未だに灯りがついているのが見えた。
朝から晩まで、本当に大変だなあの子は。……そうだあの薬まだ一本あるんだ。
私は静かに部屋へ戻って余っていたもう一本を取り出すと、そっと村紗の部屋を訪ねた。
「まだ、起きてる?」
「ええ、何でしょうか。」
扉を開けた村紗に薬の瓶を手渡しながら、部屋の中を覗き込む。どうやら家計簿をつけていたらしい。
「これは?」
「今日尋ねた薬師さんから譲ってもらったのよ。仕事が終わったら飲んでみて。」
「ありがとうございます。」
「それじゃ、おやすみなさい。」
「おやすみなさい。聖様。」
頭を下げた村紗の頭を撫でて、部屋を後にする。
正直その時の私は、少しだけでも彼女を労う事が出来たかなどと少しだけくだらない事を考えていたりした。

部屋に戻ってベッドに戻ったけれど、目は冴えたままでどこか失敗したなと思う。もう少し飲む時間、調整すればよかったかもしれない。
体はポカポカとしたままで、寝るには丁度よさそうな体の熱さだけれど、さっき寝ていたから眠気は湧いてこない。
でもまぁ、ずっと布団を被っていれば次第に眠くなるだろう。そう思ってまた布団を被ってゆっくりと目を閉じた。

あれからどれだけ時間が経っただろう。結局眠れないまま、灯りを消した暗い部屋の天井をじっと見つめていたのだけれど
誰かが扉を小さくたたく音で目が覚めた。こんな夜更けに、一体どうしたのだろう。
扉を開けてみたけれど、誰もいない。……と思って足元を見ると村紗が泣きながら座り込んでいた。
「どうしたの?」
「部屋、入っていいですか。」
「え、ええ。」
声こそ何とかこらえているが、完全に泣いてしまっている。
村紗の手を引いてベッドの上へと案内しつつ、横に座ってその肩を抱いた。
村紗はお腹の下辺りを押さえたままで、私と視線を合わせてくれない。
「どうしたの?お腹痛いの?」
ひょっとしてお薬の相性が良くなくて影響が出てしまったのだろうか。
けれどそれには首を横に振って、私の方を見上げるとすがりつくように私の肩を掴んだ。
「お嫁に……いけない。」
「え?」
お、お嫁?村紗が?戸惑っている私の手を握って、さっきまでずっと彼女自身が手を当てていた場所へと村紗が引っ張った。
柔らかくもしっかりしたお腹……の上に何かある。ちょっと弾力があって固い何物かが。
「これは?」
「薬飲んで横になってたら、生えたんです。」
慌てて私が彼女の着ている寝巻をまくりあげて、少しして下ろした。
そこには何かしら確かに生えたものが覗いていた。あの薬、睡眠薬じゃなかったのか。
いやいや、それよりもこれは、アレよね。男の子のそれよね。
「お嫁にいげないぃぃ」
泣きながら私の肩をガクガクと揺らす村紗。どうしよう。私の責任だ。
……そうか私飲んですぐ寝てたから気づいていなかったのか。
「大丈夫、ちゃんと治るから。ね?ごめんね、変なもの飲ませちゃったね。」
私の肩を握りながら私の胸に顔を埋める村紗。泣いているから段々と服が濡れていくのが分かる。
少々短絡的だった自分を反省しつつ、その肩を引きよせて抱く。うぅ、凄い震えてる。

しばらく私の手と村紗の肩で拍子をとって彼女を落ち着けながら、どうするべきか考えていた。
そのままこの子を部屋に返すのは論外だし、お嫁さんを目指しているらしいこの子に
変なトラウマを抱いては欲しくない。本人の意識を少しでもお嫁さん事情からずらさなければ。いや、いっそ?
とはいえ、私だってそこまで知識があるわけではない。絵に描いたおもち以上に詳しくを想像しえない何かでもある。
春画などを見た事がない訳では無いけれど。自信は全くと言っていいほど私には無かった。
とはいいつつも、他の策だのと迷っている時間は私にはない。
「お嫁さん、なりたい?」
私の胸から顔をあげて、じっと私の目を見た後彼女の嗚咽が心なしか少し弱まった。
たぶん肯定しているんだと思う。
「良い機会かもしれないから、一緒にお勉強、しようか。」
頼りない知識という危ない綱の上での駆け引き。気分的には綱というよりもヒモに近いくらいだ。
対しての村紗の返答は、小さいながらも返ってきた。
「は、はい。」
とりあえずは第一歩、よし。

一応念のためにと部屋の錠を下ろしておく。部屋の外に響くような事は無いだろうけれど、
いきなり誰かが入ってこないとも考えられない。……そして何より私だって恥ずかしい。
「村紗。服、脱いでくれる?」
私も自分の服を脱ぎながら、彼女が自分から脱げるように促す。
戸惑いはやっぱりあるようだけど、部屋の錠を下ろしたあたりから少しだけ素直になったような気がする。
元々素直といえば素直な子なのだけど。相当、驚いたのだろう。
封印が解かれた後、色々服や下着を用意してもらったのだけれど、
こういう時になって実はお揃いだったりする事に気づいたりもした。
お互いに小さな下着一枚だけでベッドの上へと腰を下ろす。
下着一枚とはいえ、彼女のそれはもう既に下着からはみ出しているのだけど。
……でも確か私の知識だったら結構興奮してないとそんな主張しない部位だったような気がするんだけどなぁ。
そう思っている矢先に彼女が私の腕へと抱きつく。
何かを言いたげにこちらを見上げてはうつむいて、何だか悪い事をしてしまって反省はしているけど言いだせないそんな子供を見ているような気分だ。
反省しないといけないのは私なのだけどね。彼女に私の枕を預けてベッドに寝かせて、ゆっくりと下着を剥ぎ取っていく。
良かったのか、良くないのか。生えてはいるけれど完全に男性化したわけではないようだ。
ちゃんと女の子の部分も残っていて、ただ、凄く下着を巻き込んでびちゃびちゃにはなっていた。
彼女が余計に興奮してしまっているのは、薬の影響もあるのだろうか。

大きくなっているお陰で私の手のひらよりも大きなそれが、
彼女がベッドの上で身をよじるたびにそれ自身の重みで左右に揺れる。
彼女に悟られないように深呼吸をしながら、できるだけ落ち着いた声で
「体の力を抜いてゆったりしててね。」
と声をかけつつ、そっと包むようにそれを拾い上げた。
彼女の瞼が少しだけ動いて、さっきまで私を掴んで離さなかった手を口元でもぞもぞとさせながら
私の様子をじっと窺っている。
「途中で何かしてほしかったら、遠慮なく言ってね?」
勿論、私の後学の為にも。彼女を安心させながら私は覚えなくてはならない。
一応了承らしい首の動きを確認すると、私は村紗から私の手の中で少しだけ跳ねているそれへと目を移した。

これから先の行いが本来どんなものかは一応私だって知っているからちょっとばかり抵抗はあったのだけれど、
まだ何もしていないのに切なそうにこちらに送ってくる表情のお陰か、結構どうでも良いものになっていた。
先に飲んでいた私の薬の残留なのかもしれないし、どこか本能なのかもしれないがどっちかなんて私には良く分からない。
確か男の人が手でするというのは……と思いだしつつ、彼女のそれを片手で握る様に包みながら上下に撫でるように動かしていく。
私自身が前もってちゃんとこういう事を試していれば今みたいにならないのだけれど、試していない今、実際この部位が
どれだけ強く握っても大丈夫なものなのかは私にはわからなかった。だから彼女の顔をあまり意識されない程度に覗き込みながら、
少しずつ具合を変えて、あまり無理な抵抗をかけないように擦りあげていく。
恐らくは少し強めに握った方が気持ちが良いようで、目を気持ちよさそうにうっすら開けながら
まるで色がついていそうなゆったりした長い息を漏らしている。何だか見ている私までおかしくなってしまいそうで、
なんとかそれを頭から払いながらもできるだけ冷静を保って繰り返していた。

少ししてか、彼女のそれを掴んでいる手の親指や人差し指の付け根辺りにぬるりとした感触が広がってきた事に気づいてよくよく見てみれば
握られたそれの先端からそれが洩れていたらしい事に気づく。女の人も気持ち良ければ近い事が起こるのを知ってはいるから、
少し心が躍り、私の指でちゃんと気持ちよくなってくれているのだと少しだけ自信が湧いた。
擦れてしまう所に馴染むように馴染むように塗り広げ、そのたびに少しずつではあるけれどまた湧き上がってくるそれをどんどんと
塗り広げながらゆっくりと巡らせていく。お陰さまで、段々と滑りが良くなってきて、加えて音が出てしまうようになってきた。
閉め切った部屋でお互いに息をほとんど殺しているからか、
ただ小さくにちゃにちゃと私の手から響き渡る音だけが響いていた。それが何だか妙に恥ずかしく、
冷静を保とうとしても自分の顔がだんだん熱くなっている事を隠すのは私には無理みたいだった。
太股をもじもじとさせながらベッドの上で寝そべって私を見上げる彼女に何とか笑顔は返しながら
それでもゆっくりと繰り返していると、村紗が私の空いている手をきゅっと掴んだ。
「あの、その。」
どこか慌てた様子の彼女へ、手の動きはそのままに体を傾けて顔を向ける。
私とはちらちらと視線が合うものの、どこか言いだすには一歩足りないようで。
私は空いている手で彼女の頭を撫でると
「言える限りでいいのよ。」
そう告げた。彼女の喉がこくりと上下したのが見えて、より彼女の顔へと自分の耳を近づける。
「何か、出ちゃう……。」
そう言った彼女がぐっと両手で私の体を引き倒した。
それは急な事で何とか踏ん張ろうと体に力を込めたけれど、中途半端な姿勢だったから結局彼女の体の上に落ちてしまって。
ふと気付けば私の手の中で音を立てていたそれが大変な運動をした後の心臓みたいにとても脈打っていて、
ハッとなって握りしめてしまっていたそれを緩めたけれど、それでも少しの間はずっと脈動を続けていた。
先っぽから白い、恐らくは精液と呼ばれるそれがじんわりと流れ出てきている。私が押さえ過ぎてしまったが為なんだろう、
勢いがあると伝え聞いた覚えはあったのに、こういう風になってしまった。
彼女自身のそれはすっかりと萎んでしまって、ぺったりとお腹の上に力なく乗り
彼女もその射精に体力を使ってしまったのか、肩を使って長い息をしばらく繰り返していた。
……とりあえずこれで少しは気も逸れて効果が切れるまでもつかな。
そう思い、ハンカチを取り出して白く汚れてしまったそれを拭いていく。

けれど、拭いても拭いても、中途半端にしか射精できなかったからか、拭いた先端から少しずつじわりじわりと漏れ出してきて
一向に綺麗に拭き終わる気配がない。元はと言えば握ってしまった私のせいなのだが……。まだ中にかなりの量が残ってしまっているんだろう。
きっと少なくともそれが出てしまわないと、収拾はつかなそうだ。


うっとりとした顔で彼女が天井を見上げる。少し、羨ましかった。とはいえ、私もそうやって喜んでくれる事が嬉しくて、
小動物のお世話をしている時に近いような恍惚とした感覚を私自身の中に覚えていった。どこか胸がきゅうきゅうとして、
ほのかに息苦しくなってきているのに、この行為を辞めたくは無いのだ。
それどころか、もっと村紗のこんな姿が見てみたいと思ってしまうほどで、私はぽーっとしたままの彼女の足の間に割り入って
彼女のお腹の上でぐったりしているそれへと顔を近づけるとそっと舌先を伸ばした。
ハンカチで拭いたけれどまだ少しぺとぺととした感触を残すそれをなぞる度に彼女の腰がぴくぴくと持ち上がる。
駄目だ、華奢なこの子が愛おしくてたまらない。
少しずつ大きくなってきた彼女のそれを口に含んで舌で撫でながら、うっすら汗浮かぶ彼女のおへそ周りを撫でる。
自分の胸を両手でギュッと抱いて上半身を左右にじたばたとさせる姿は、見ている私自身まで同じようにしたい程だ。
先程の時程に近いくらいに大きさを取り戻したそれは少しばかりツンとした匂いがするけれど、
彼女のそんな姿を見ていた影響か、余計に私の心をくすぐって離させない。
……そうだ。中身がまだ残ったままなんだった。
そう思ってくわえたままのそれを少し、吸ってみる。彼女の腰が私の体を持ち上げる程ではないにしろ、
強く跳ねあがりながら私の口の中に熱いものを満たしていく。
水あめなんかよりずっと柔らかいのに、水あめよりもドロドロとして少し喉に引っかかる。
湧きだすように口の中に溢れるそんな彼女の精液を喉の奥へと送りきって、吸ってももう出てこなくなるまで出し切ると私は口を離した。

「私の口の中、気持ち良かったの?」
こちらを見たまま口の辺りで手をもぞもぞと動かしている彼女にそう尋ねてみる。
ただでさえ少し赤かった顔がニンジンみたいな色になってしまって、手で顔を隠してしまった。
薄らと、指の隙間からじっとこっちを見てるのは分かってるんだけどね。
それに質問の答えは今私の目の前にあるこれからも、経験のない私ですら十分に見て取れる。
さっき出した後はくったりとしていたのに、未だに先程の大きさを保ったままなのだ。
時折物欲しそうにピクピクと彼女の腰ごと上下にふらふら誘う様に揺れている。

このまま彼女のこれが消えてしまうまでずっとこうしていても良かったのだろうけれど、
彼女のこんな姿を見ていると私も気持ち良くしてもらいたいという願望が湧いてきて止まらなかった。
ひょっとしたら最初ならば止める事はできたのかもしれないけれど、この行為が始まって最初から湧きあがっていたそれを
私は何故か止めようとすらしなかった。先に飲んだ薬のせいなのか、……はたまた、私自身がそう思いこみたいだけなのか。
いずれにしても、今はそんなことより彼女と一緒に楽しみたい。私も楽しませてもらいたい。その気持ちが私の行動を支配していた。
体を彼女の体から起こして、身につけていた私の最後の下着を外していく。せっかく貰ったものなのにずいぶんと汚してしまって
それだけが申し訳なく思えた。
「村紗、こっちでの初めて、私にくれないかな?」
少しだけ間を置いて、頷いてくれた村紗。嬉しい。じゃあ、私は私の初めてを貴女にあげるから。
初めての割には受け入れる側の自分自身がすっかりどろどろになっているのは彼女に見せられない恥ずかしさがあったけれど、
する分にはむしろ好都合なはずだろうと思う。

……駄目だ、変に緊張して心臓が高鳴る。
「よいしょ。」
私の体、重かったらごめんね。
「ひ、聖様。」
「うん?」
それに続く言葉は返ってこなかったけれど、すっと差し出された手を握る。やっぱりちょっと怖いのかな。
私だって少しくらいは怖いのよ?最初は痛いって聞いているもの。
彼女の体にまたがって、ピンと張りつめたままのそれに手を伸ばして受け入れる自分の場所と位置を合わせる。
いまさらながらに思うのだが、これ、本当に入るの?先の方ちょっと太すぎやしない?

入れてみようにも、先の方が滑ってしまって思うように行ってくれない。
彼女にとっては私が何だか焦らしているみたいに見えているらしいけれど、当の私は結構必死だった。
しょうがないので少し体重に任せて無理矢理試してみたところ、少しずつではあるが先の方が埋まりはじめた。
体重をかけているのに、腰ごと浮きあがってしまいそうなゾクゾクと昇ってくる感覚、
感じた事がなかった感覚なのにまるで待ちわびていたように段々と気分が高揚してくる。
けれど途中まで入ったところで、小さな壁にぶつかる。おそらくは私の中にある膜であろうもの。
少し考えて私は村紗に体を起してもらうと、さしこんだまま入れ替わる様にベッドへと横たわった。
「村紗、好きなようにで良いからそこから腰に力を込めて、ちゃんと全部入れてみて。」
過呼吸を起さなければいいけど、と思うほど息の荒れた彼女にそう声をかけると、
喉をごくりと上下させながら、
「は、はい。」
緊張した声が返ってきた。
「村紗、そこはね。[任せてください。]って言うのよ。勝手が分からないかもしれないけれど、
それでも相手を引っ張らないといけない時があるからね。それに、もうちょっと肩の力、抜いていいよ。」
私にも言える事ではあるのだけど、そもそもの目的を忘れてはいけない。
そもそもは、お嫁さんを目指す村紗の後学のためだもの。
「お……。」
ぐっと手を握りしめながら村紗が口を開く。
「お任せください!」
うん。少しは日頃の村紗らしくなった、かな。
私もできるだけ笑顔で、その小さな頭に手を差し出すと、その髪の毛を撫でた。
「じゃあ、お願いするわ。」

彼女が私の顔をまじまじと見ているから、痛がっている表情はできたら見せたくないもの。
けれど、一瞬に走る痛みを我慢しきるというのは実は結構難しいもので、案の定ちょっと顔に出てしまった。
裂けた様に走る体の奥の痛みが私の顔に見えてか、彼女が腰の動きを止めてしまって私は慌てて笑顔で取り繕ってみたけれど
それ自体の効果はいま一つ。けれど、私にとって救いだった事に、
「だ、大丈夫ですか?」
この子は前からも、そして今もやっぱりしっかりした子で、
ぎゅっと私の手を握りながら、たどたどしいながらも
「が、頑張って気持ちよくしてみせます。」
そう言ってくれた。この短い時間の間に彼女自身が成長したのか、
それとも私自身が彼女の限界のようなものを決めてしまっていたのか。
とりあえずは自分が親ばかなんじゃないかと思ってしまった位、その一言は嬉しく、
破れてしまった後、確かに痛いかそうでないかと言われれば間違いなく前者ではあったものの、
その事が嬉しくて、この程度の痛みなら我慢してみせようという気概は持つ事が出来たのだった。
「う、動いていいです?」
「うん。大丈夫だから、頑張ってリードしてみせてね。」
この子自身も今は今日で一番頼りがいのある顔をしてくれるし。

お互い結構どろどろになっていたものを一か所にしてこんな事をしているからか、
村紗が体を押し込むたびに部屋にパチパチとちょっとだけ粘着質な体のぶつかる音が響く。
彼女のものが今一番奥まで入っているんだという事を体の内側からも耳からも認識させられて、
これはこれで、体の奥がむずついてくるような感覚があった。でもそれ以上に目の前で揺れる村紗が、
気持ち良いんだろうか、惚けた顔と真面目な顔が行ったり来たりしたような蕩けた顔になって頑張っていて
見ているだけで、胸の奥とお腹の奥がきゅうきゅうとなってしまう。……かわいいなぁ村紗。
それとはまた別に打ちつけられる度に体に走るゾクゾクとした感覚にうっとりとして。今日は案外に役得かもしれない。
「気持ちいいよ。村紗。」
本人は必死そうで返事をしてくれないけれど、そう伝えておきたくて。
そうやって声を出すその一方で、そろそろ彼女自身に限界が近い事に私は気づいた。
私の体の脇に手をついて頑張って体を動かしていた村紗の手に力が入らなくなってきたのか、
ぴんと張ったままだった肘が、かくんと折れてしまったのだ。一段と顔が近くなって、私が見ていた彼女の顔もより一段と赤に染まる。
「が、我慢できそうにないです。」
小さい声で彼女がささやく。それでも頑張って腰を振ってくれる姿は可愛い。
私も一緒に達するにはちょっと遠いけれど、心ではもう十分に満足だった。
彼女が完全に限界だと判断できる程、彼女の顔が蕩けきってきゅっと目を閉じた時に
私は彼女の顔と体をぐっと私自身に引き寄せると、その唇に自分の唇を重ねた。
彼女の小さいからだが私の上で跳ねながら、私の中に熱い物をどんどんと出していく。
口の中でそれを受けた時よりも元気の良い出方をしてるみたい。
私は打ちつける感覚と彼女の荒い鼻息が私の頬を撫でる感触をこの体で感じながら、
彼女が落ち着くのをゆっくりと待つ事にした。


もう良いかな?と思える程、彼女の息に乱れが無くなったころになって、私は唇を解放した。
どうもそんな事を私が待っている間に彼女は私より先に疲れきってか眠りに入りはじめていたようで
一瞬目がうっすらと開いたと思ったけれどすぐにまた閉じた。思えば今日この子、お昼一度寝たっきりでほとんど休んでないのだっけ。
きっとこのまま寝てしまえば、寝ている間にも薬の効果が切れてくれるだろう。
そしてふと自分の頭の中の薬という言葉に思い出して、彼女の体を抱いたまま体を少し起こす。
片手を伸ばして水差しと薬箱を引き寄せながら、中から小さな瓶を取り出して、その中身を完全に寝てしまう前に彼女に含ませた。
胡蝶夢丸とラベルに書かれていたそれは確か夢見を良くしてくれるはずだ。
……説明書きでは値段もそれなりにしたような覚えがあるけれど、頑張ってくれたのだからこれくらい良いだろう。ついでに私も。
瞼がぴくぴくとしている彼女に水差しの水を含ませて、のどに詰まらないようにしっかりと飲ませてやって、
私も水差しからそのまま水を頂くと、彼女を抱いたままベッドに体を預けなおした。
昔と比べて、本当に薬というものは飲みやすくなったものだなぁ。
彼女の体の上から、かけ布団をかけてゆっくりと目を閉じる。
「おやすみ。村紗。」
ちょっとだけ残念だったがもう返事は無かった。


朝になって、大変な事が私たち二人を包んでいた。
どうも村紗に胡蝶夢丸を与えて眠らせた後、夢の中でまで頑張ってくれていたらしく
寝ている間に私と村紗の体の下の方やベッドシーツ、かけ布団に至るまでべとべとになってしまっていた。
まぁ私自身も近い夢をずっとさっきまで見ていたのだけれど、体の中に埋まったままだったそれが消えた感覚で一緒に目が覚めたのだった。
どうも時間としては明け方くらいらしい。
「ご、ごめんなさい。」
私の体から降りて、村紗が泣きそうな顔で土下座しながら頭を下げる。
「き、気にしなくて良いのよ。」
とはいうものの、本当にべとべとだった。出所は彼女じゃなくて私の中から溢れたもののようで、
体を起こせばまだ溢れてしまいそう。この子自身の私への気持ちと思えばそれはうれしいのだけど。
どちらかといえば私よりも村紗のほうがべたべた具合が薄いため、
明け方の船の中、心もとないけれどかけ布団一枚で浴室へ行ってもらう事になった。何しろ拭くものがもうないのだ。
ハンカチもベトベト……を通り越して何だかカチカチになってる。
それに、この部屋は後でちゃんと換気をしておかないといけないようだ。
部屋にただ一人残されている今でさえ、昨晩の村紗が真横に座ってるんじゃないかと思うほど
意識させる匂いが部屋の中にずっとこもっている。私自身はそこまで悪いにおいとは思ってないけれど、他の子が入ってきたら驚くだろう。
彼女が浴室の方へと向かっている間に、ベッドシーツを剥いで下着やハンカチと一緒に一か所に纏めておきながら
少し肌寒い部屋の中、膝を抱えて彼女が帰ってくるのを待った。

……中々帰ってこない。
もしかして、誰かに見つかってからかわれたりしてないだろうか。
迷うなんて事は彼女にはまず絶対あり得ない事だけれど、一体どうしたんだろう。
そう思っていたところで廊下を誰かが走り抜けるような音が響いて急ぐようにして部屋の中に村紗が戻ってきた。
「何か、あったの?」
「な、ナズーリンがもう起きていたもので。」
……でも見つかった訳ではないみたいね。
彼女からタオルを頂いて、それでお互い自分の体を拭って整えながら
新しい下着と服を取り出して着ていく。彼女は昨日の下着をもう一回穿くようだ。たぶん後で履き替えるのだろうけれど。
「それじゃ、これの洗濯お願いしていいかな?」
さっき纏めておいたそれを彼女に手渡してそう尋ねると、
「ええ。新しいのはまた後でお持ちします。」
微笑むように彼女が笑いながら受け取った。そんなところで彼女のお腹が小さく音を立てて。
思えば私もお腹が少し減った。思ったよりも運動になっていたのかもしれない。
「朝ごはん、カレーで良いですか?」
「ええ。良いわね、村紗の旦那さんになる人は。」
「ど、どうしてです?」
「手放したくない良い子だからよ。」
まーた顔真っ赤にしちゃって。……でも、もしこの子が[この人が私の旦那さんです!]って誰か連れてきたとき、
私はちゃんと迎えられるのかな。その時だけは親ばかを発揮せずにちゃんと認めてあげたいものだわ。
「あ、あの聖様。」
「うん?」
「私はその……。」



あの巫女に相談を受けたあの日から1週間と少し過ぎただろうか。
白と黒で彩られた魔法使いの子が船を訪ねてきた。突発ではあったが、今夜宴会をやるという事で
参加するなら神社の境内に、という事らしい。ふと思い出して、永遠亭の住人の事を彼女に尋ねてみれば
永遠亭の方々も参加するだろうという事で私もお酒の瓶を数本用意するとその日の晩に様子見を兼ねて境内へと一人出かけたのである。
けれど村紗の作った食事を無碍にする事は私にはできず、船の中で一通り頂いてしまっていた後だったから、
そこに並ぶ何時用意したのか分からない美味しそうな料理の山は魅力的ではあっても少々悔しい思いをしなければならず残念であったが、
色んな人や妖怪、果ては妖精から鬼や亡霊までもが境内にあふれる中、目的の薬師さんは発見する事ができた。
お酒を片手に、先日私を永遠亭まで案内してくれた人と誰かが喧嘩しているのを見ながら何ともいえない表情を浮かべてそこに座っていた。
「こんばんは。」
「あぁ、こんばんは。」
「お連れの方ですか?」
「正確にはあそこで暴れているあの子の連れが私なんです。」
見た事は無かったけれど、あそこで喧嘩しているのはこの薬師さんの上に立つ方のようだ。
「先日の薬、試してみましたか?」
私の杯にお酒を注ぎながら、薬師さんが私に尋ねる。
「はい。」
「貴女に渡した薬とか、もっと親密になれるための惚れ薬だとか作ってはみたけれど
あの子達の仲を解す薬はどうやったら処方することができるのか、私にはわからないの。」
あの子達というのはあそこで喧嘩している人たちの事なのだろう。
……にしても、あの子扱いするとはこの人一体何歳なんだろう。気にすまいか。
「この手のお薬が必要でしたら、永遠亭にお越しいただくかや優曇華に聞いてくれれば用意できますので。」
「う、優曇華さん?」
誰だかわからない。必死に頭の中で永遠亭での事を思い出して恐らくは案内してくれた子ではないかと考えていると
ふっと薬師さんの影から急に彼女が現れた。
「この子。」
頭を下げて挨拶してくれたので、私もそれに返して。……この子も来てたんだな。
「ちなみに。」
ふと薬師さんが喧嘩している彼女達からこちらへ視線を移してぐっと体を寄せる。
何か内緒の話かと思って私もぐっと体を寄せて耳を傾けてみれば、
「健康診断の結果ですが、少しだけ体に無理がかかってます。ストレスを感じた時は貯めこみ過ぎないようにしてくださいね。」
「これは、どうも親切に。」
「あと。……もし大量購入されるのでしたら、お安くしておきますので。」
「は、はは。考えておきます。」
……商売上手な事だ。

「ちゃんと来てたのね。」
後ろから声をかけられて振り返ってみれば、この神社の巫女さんが酒瓶を片手に後ろに突っ立っていた。……さ、杯はないのか。
顔を真っ赤にしてかなり酔っているように見えるのにしっかり立って彼女はそこに居て、私を手招きすると神社の縁側の方へと姿を消していった。
隣に居る薬師さんに一礼して、霊夢さんを追いかける。
「飲む?」
縁側に座って私が近くに立つなり瓶ごと渡してきたそれは流石に辞退させてもらいながら、彼女の横へと座らせてもらう。
「あの子達は一緒じゃないの?」
「今日は私の様子見です。」
「なるほどね。今は皆あなた達に興味津々だから、連れてくれば貴女にもその子達にも広い良い関係築けると思うわよ。」
確かにここまで多種多様な人や妖怪が仲良く……一部喧嘩はしていたけれど、
争いを忘れて集まれるというのは昔からすれば考えられない事だった。
「そう、ですね。」
「ひと癖ふた癖、癖だけは強い連中だけど、皆それなりに仲は良いのよ。一部を除いて。まぁあれも仲が良いと言えばいいんだけどね。」
「そういうものなのですか?」
「ええ。」

しばらく二人で、縁側から空の月を眺めながら、どういう人たちがここには集まっているのかを聞いた。
今夜のは突発だからまだ集まり方が少ないという事らしいけれど、本当に用意したらどこまであつまるものなのやら。
「ではそろそろ私はこの辺で。」
「あら、もうお帰り?」
「ええ。一人、心配して起きてそうな子が居るので。」
先に寝て良いって伝えてはあるけれど、恐らくは彼女の事だ。
「羨ましい事で。他の連中には伝えておくわ。おやすみなさい。」
「おやすみなさい。」
一礼して縁側からゆっくりと飛びたつと、どこか爆発音まで響く境内を背に一人、船へと戻った。
案の定小さなランプを持って村紗が入口に座っていて、私の姿を確認するなり立ち上がる。
「寝てても良かったのよ?」
「主人の帰りを待つのは当然ですよ。」
まったくこの子は。
「次は、皆で行こうね。」
その言葉に嬉しそうにこちらを振り返る彼女の頭を撫でながら、
ゆっくりと船の廊下を進む。この子自身は本当は私と一緒に寝たいようなのだが、
この船に居る他の子の事を考えてかそれは自粛するのだそうだ。本当、しっかりしている。
皆が集まって一緒に寝れるベッドでもあれば良いのだけどね。
私の部屋の前で別れて、私は私の部屋へと入る。
「おやすみなさい。」
「おやすみ、村紗。」
彼女の背中を見送って、静かに扉を閉める。
疲れてしまったその体をベッドに投げ出してみれば、いつのまにかポケットに何か入れられていたようで、
固い何かが私の体にあたった。
ふと取り出してみれば見覚えのある桃色の瓶。……中身もある。
犯人はあの薬師さんだろうけれど、これは御好意として受け取っていいのだろうか。

そっと部屋の外をまた覗いて、誰もいないのを確認してまた扉を閉めて錠を下ろす。
桃色の瓶を開けて静かにその中身を飲み干すと、私は自分の体にそれを生やしてベッドへと腰をかける。
……村紗、よくこんな敏感なのにあそこまで我慢したわね。
触れてそんな事を思いながら私は両手をそっとそれにあてがうと、一人布団の中へと潜った。
星蓮船、慣れないと厳しい。というか弾が作品を追うごとに速くなって
もはや私には何が何だかわからなくなりはじめました。
あと、寅さんと鵺の扱いが恐ろしく難解に感じましたね。
どう扱っていいものやら。

それはそうと胡蝶夢丸欲しいです。

--追記--
誤字修正しました。2連続とはお恥ずかしい限りです。
あか
コメント




1.喉飴削除
あかさん新作きた!テンション上がりました。
村紗可愛すぎです。もうところどころ、村紗が可愛すぎて気力が回復しました。

>>「加えるます。」
加えます、の誤字でしょうか。一応報告です。
では、次作も楽しみに待ってます。
2.名前が無い程度の能力削除
カレーにwktkしてる聖婆ちゃんに惚れたっ!
ババァ!俺だー!結婚しt<ピチューン
3.名前が無い程度の能力削除
ジェネレーションギャップな聖婆ちゃんに激萌
なにこの可愛いババァ
4.名前が無い程度の能力削除
ちんちん生えたひじりんとムラサのセクロスはまだですかっ!
5.名前が無い程度の能力削除
星ムラに目覚めた。
エロいし、面白いし最高でした。
続かなかったのは残念すけど。
6.名前が無い程度の能力削除
ムラひじとはいいものを読んだ