真・東方夜伽話

とある一日

2009/01/26 00:18:06
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とある一日

ばっきゅう
  ※にとりと雛がただずっとイチャイチャしてるだけの話です。










  東の空が白み始め、やがて一日の始まりを教える朝日が昇ってくる。
  その朝日に照らされる幻想郷。山々の稜線がはっきりと空との境を表わし、地面から生える草には朝露が光っていた。





  ここは妖怪の山の一角、川のほとりにある河童の里。そこにあるにとりの家も朝の日差しを浴びていた。
  寝室の布団の中でにとりは眠りについていたが、窓から差し込む日差しがにとりの顔にかかり目を覚まさせる。


 「う~ん……」


  眠い目を擦りながらにとりが寝返りを打つと、すぐ隣りからもう一つの規則正しい寝息が聞こえてくる。
  にとりが目を開くとそこには緑色の艶やかな髪をした少女が一人。


 「あー……、ひな~……朝だよ~……」
 「うぅん……すぅ……」


  にとりは半分寝惚けながらも雛の身体を揺する。しかし雛は一向に夢から覚めない。
  するとにとりは突然何か思いついたらしく、がばっと起き上がると雛の身体に掛かっている布団を取り除く。
  瞬間目に飛び込んできたのは雛の豊かな乳房だった。雛はその身に何も身に着けておらず、あられもない姿で眠っていた。
  なお、これはにとりも同じである。


  にとりは雛を起こさないようにそっと顔を雛の胸に近づける。ピンク色の綺麗な乳首がつんと上を向いていた。


 「雛ー、早く起きないとおっぱい揉んじゃうよー……」
 

  にとりは囁くように雛に話しかけるが、返ってくるのは静かな寝息だけ。


 「しょうがないなあ~。私はちゃーんと聞いたからねえー」


  そしてにとりはゆっくり掌を雛の胸にあてがう。柔らかい感触がにとりの手に伝わっていく。
  にとりが手に少し力を入れると、指の間から乳肉がはみ出る。  
  

 「おお……。相変わらず凄い……。起きないみたいだからもう少し大胆に……」


  そう言うとにとりは二つの乳房の間に顔をうずめる。むにゅむにゅした胸の感触と共に、雛の身体から発するほのかな香りが鼻に入ってくる。
  にとりは心地が良くて、この状態でまた寝てしまいたいと考えていた。しかしにとりの朝の充実した一時も終わりを迎える。


 「……なにしてんのかしら?」
 「ひゅい!?」


  にとりが顔を上げると、目を覚ました雛が眉をひそめながらにとりをじっと見ている。


 「あ~、えっと……目が覚めたらこうなってて……。枕と間違えちゃったみたい……」
 「……」
 「いやーこれはふかふかしてて実にいい枕だな~って……、あー……ごめんなさい」


  雛の無言の抗議ににとりもさすがに謝った。それを見た雛は呆れながらもくすっと微笑むと、にとりの背中に腕を廻す。


 「もう……朝っぱらから馬鹿なことしないのよ」
 「だって雛の寝てるところが可愛かったんだもの」
 「はいはい……。私の胸に顔をうずめてるにとりも、馬鹿みたいだったけど可愛かったわよ」
 「あーひどいな、それ」


  二人は笑いながら抱き締め合う。お互いの体温がとても温かい。密着すると相手の心臓の鼓動も感じられる。
  

 「それじゃあ今更だけど……おはよう雛」
 「おはようにとり」


  挨拶を交わすと二人はどちらからともなく顔を近づけて、口付けする。唇が触れるだけの軽いものだ。
  唇を離すと二人の頬はほのかに紅く染まっていた。にとりは気恥かしさを誤魔化すように雛の身体をさっきよりも強く抱き締める。


 「ほらあ、これじゃ起きれないわよ」
 「いいじゃん。もう少しこのままでいよーよ」
 「まったくもう……じゃあ少しだけよ?」


  そうして布団の上で二人はしばらく身を寄せ合っていた。そんな二人を朝の光が優しく包んでいた。










  所変わってここはにとりの家の居間。にとりの家はそんなに広いわけでもなく、狭い居間の中央は小さなちゃぶ台が占めている。
  服を着た二人はちゃぶ台のの両側に座っている。そして手を合わせて二人同時に「いただきます」と言った。


  ちゃぶ台の上には湯気が昇るご飯に豆腐とワカメが浮かぶ味噌汁。
  それから焼き魚。これはにとりが川に潜って獲ってきたものだ。
  忘れてはならないのが中央にでんと置かれているきゅうりの浅漬け。何を隠そうにとりの大好物であり、にとりの家の食卓には必ず並ぶ。
  質素な食事だが、二人とも豪勢な生活がしたいとは思ってないのでこれで充分だった。


  食事の間、にとりの箸は自然ときゅうりに伸びる。それを見た雛は子供を叱る母親のような口調でにとりに言う。


 「にとり。きゅうりばっか食べないのよ」
 「え、ああうん。他のものも食べてるよ」


  にとりはそう言いながらまたきゅうりに箸を伸ばす。これには雛も少し呆れ顔だ。
  ぼりぼり音を立てながらきゅうりを食してるにとりの前に、雛の箸が伸ばされる。つままれてるのは焼き魚だ。


 「はい、あーん」
 「ええ~……恥ずかしいよ。赤ん坊じゃないんだから……」


  にとりは渋るが、雛は構わずずいっと箸をにとりの口に近づける。


 「ほら、あーんしてにとり」
 「分かった分かった……あーん」


  観念したにとりは身を乗り出して大きく口を開ける。そしてぱくっと焼き魚を口にした。


 「おいしい?」
 「うん、おいしいよ」
 「良かった。にとりが獲ってきてくれた魚だもんね」
 「それに雛が料理してくれた魚だもん。ああそうだ、はいお返しのあーん」
 

  にとりは一切れのきゅうりを箸でつまんで雛の口へ持っていく。雛は今さっきにとりがしたように口を開いてきゅうりを食べる。


 「おいしい?」
 「うん、やっぱりきゅうりはにとりに任せるのが正解ね」
 「へへん、きゅうりを使った料理なら雛にも負けない自信あるよ」


  二人はそんな風に朝食を進めていく。二人にとってはもう馴染みの朝の風景だった









  もともと二人は単なる友人だった。だが触れ合っていく内に互いの心には友情とは違った想いが芽生えていった。
  そして――――気がつけばこうやって一つ屋根の下で共に暮らすに関係になったのだ。










  朝食が済むと、にとりは自宅にある工房で日課の機械弄りを始める。
  その間に雛は家事全般をやっておく。食器を洗ったり廊下に雑巾がけをしたり。
  洗濯も雛の仕事だ。物干し竿ににとりのやたらポケットが一杯ある服と雛のゴシックロリータ調の服が一緒に並んでいる様はある種不思議な光景だ。
  にとりはこういう家事には疎く、雛が来る前には家は散らかり放題だった。雛のお陰でにとりの家は人の住む場所としての体裁を保っていられた。


  家事が一通り終わると雛はにとりが作業をしている工房へと出向く。工房の扉を開けると、床にはいろんな機械の部品が散乱していて注意しないと
  うっかり踏んづけてしまいそうだ。この空間だけはまだにとりのずぼらな性格を如実に表していた。


  にとりは部屋の中央にあぐらをかきながら、機械のパーツと睨めっこしている。
  雛は機械のことはちんぷんかんぷんだが、こうしてにとりが熱心に作業に取り組んでる姿は雛にとってとても魅力的だった。
  しかしそれと同時に、物言わぬ機械類ではなく私のことを構ってほしいという気持ちも持ち合わせていた。


  雛は後ろからゆっくりにとりの背中に近づき、にとりの首に腕を廻す。にとりは少しびっくりした様子だったが、すぐにいつも通りの態度を取る。


 「うーん、肩が重いなー。どうしてだろう」
 「さー、どうしてかしらね?」


  にとりは雛がすぐ後ろにいることに気づいているが、振り向くことなくおどけて対応する。
  雛もにとりが意外と気恥かしがり屋で、こういう時に素直に振り向かないのを知ってるので普段通りに会話を進める。


 「掃除終わったわよ」
 「うん」
 「褒めて」
 「んー……、えらいえらい。雛はとーっても偉いよ」


  そう言いながらにとりは後ろに手を廻して雛の頭を撫でる。しかし依然としてその視線は自分の目の前にあるネジやバネに釘付けだ。
  ちょっと面白くない雛は、もう少し積極的に攻めることに決めた。


 「今日は温かいわねー。もうすぐ春なのねえ」
 「ん……」
 「明日もこんな陽気ならいいけどねー」
 「……あのさ」
 「なあに?」
 「さっきから当たってるんだけど……」
 「なにが?」
 「その……胸が」


  にとりの背中にぎゅっと押し付けられてるのは雛の豊満な胸。服を隔ててもその弾力が感じられる。
  雛がにとりの顔を覗き込むと、明らかに顔が赤くなっている。
  思惑通りの反応をにとりが見せてくれたことに雛は上機嫌になった。


 「あらあ? 顔が赤くなっちゃってるけど、風邪かしら?」
 「誰のせいだと思ってるんだよお……。雛がそんなことするから……」
 「あらあら、朝私のおっぱいに顔をうずめて気持ち良さそうにしてたのはどこの河童さんかしらね?」
 「うぐぅ……」
 

  ぐうの音も出ないでいるにとりを見て、雛は意地悪な笑みを浮かべるとさらに自分の胸を押し付ける。にとりの背中に当たり形が変わる二つの乳房。
  すると突然にとりが立ち上がって雛の方を振り返る。


 「雛……」
 「え、あっ、ごめんちょっとからかい過ぎたわ……」
 「もう……もう我慢の限界だ!!」
 「あっ!? に、にとり!?」


  いきなり雛を押し倒すにとり。荒い息をしながら雛の服を一気にめくり上げる。すると雛の胸がぶるんと震えながらにとりの前に露出した。


 「雛がいけないんだよ。雛が私のこと誘うから……」
 「あっにとり、待って……ああ!!」


  にとりが雛の胸を鷲掴みにして揉みしだくと、雛は大きな嬌声を上げる。
  だがその声もすぐに途切れた。にとりの口が雛の口を塞いだから。にとりは雛の口内へ舌を突き入れて舐め回す。
  最初は突然の事態に戸惑っていた雛も、やがてにとりの舌の動きに呼応するかの如く舌をひくつかせる。
  長く激しい接吻の最中にもにとりは雛の胸を揉み続ける。そのたびに繋がった口からくぐもった声が漏れる。
  やがてにとりが口を離すと、唾液の糸が二人の口の間に流れる。


  二人とも一言も発せず激しく息を切らしていたが、少しすると再びにとりは雛の胸へと愛撫を始める。
  雛の身体は汗ばんでおり、胸の頂点に存在する乳首は硬くなっていた。にとりはその乳首を指で摘まんでこりこりと擦る。


 「ああっ! はああん!! ふあっ!!」


  敏感になった乳首を刺激されて、雛はびくんと身体を跳ねさせる。


 「雛……乳首がすごく硬くなってるよ。私にあんなことしといて雛だって興奮してたんだね」
 「ああ……そう、にとりにこういうことしてほしかったから……んああっ!!」
 「じゃあ……もっとすごいことしてあげるね……」


  にとりは雛の乳首を口に含み音を立てて吸い上げ始める。その様子は赤子が母乳を飲むようだ。


 「ちゅう……ちゅ、ぢゅるるるる……」
 「あ、あ……。はああ……、にとりぃ……」


  雛は口の端からだらしなく涎を垂らし、抵抗もせずににとりに胸を吸われていた。その表情からは恍惚が窺える。
  にとりはそんな雛の顔を見ながらわざと大きな音を立てる。時折乳首に歯を立てると、雛は言葉にならない喘ぎ声を上げた。
  片方の乳首を吸いながら、もう片方の乳首を指で摘まんだり弾いたりされてるうちに、雛は胸による絶頂を迎える。


 「ああ、イクうっ!! あ……んああああああああっ!!」


  雛の一段と大きな嬌声が、雛が達したことをにとりに教える。にとりも満足したのか乳首から口を離す。
  にとりの唾液でべとべとになった雛の胸がぷるぷる震えていた。


  落ち着いた頃合いに雛は自分の下着に手を当てて小さく呟いた。


 「はあ……洗濯物が一枚増えた……」


  するとにとりが雛の頬に優しくキスをした後、雛の耳元で囁く。


 「大丈夫。二枚だから」















  太陽が天蓋の頂点から少し西へ傾き出した時刻。


  にとりと雛は縁側で穏やかな風を感じていた。
  

 「はあ~、雛の膝枕はほんと気持ちいいなあ~」
 「ふふっ、ありがとう」


  雛がにとりを膝枕しているこの一時。これもまた二人にとって当たり前の風景だった。


 「にしてもさっきは驚いたわよ。にとりったら突然野獣みたいに覆い被さってくるんだもの」
 「いや、あれはその若気の至りって言うか……」
 「まあ、悪い気分じゃなかったけどね」


  雛はにとりにそう言いながら微笑みかける。雛のこの笑顔はにとりの心の内を熱くさせるものがあった。
  にとりはがばっと起き上がると、雛が今しているのと同じく正座をする。


 「交代」
 「え?」
 「今度は私が雛に膝枕してあげるよ。ほら早く」
 「あらそう。それじゃお言葉に甘えて……」


  雛は横になると頭をにとりの太ももに乗せる。雛が上を向くとにとりがちょっと照れ臭そうに笑いながら雛を見降ろしていた。


 「どう?」
 「……うん。すごくいい気持ちよ。ありがとうね、にとり」
 「えへへ……」


  しばらくそのままでいると朝聞いたのと同じ寝息が微かに聞こえてきた。にとりが下を見ると雛が眠りについている。
  にとりはじっと雛の寝顔を眺めると、そっと手を伸ばし雛の髪を撫でた。さらさらしていてくすぐったい。
  雛の肌は陶磁のように白くて美しかった。雛の顔を見てるとにとりも自然と安らいだ心地になってくる。


 「ふあ……、私も眠くなっちゃったよ……」


  にとりは眠たそうに欠伸をすると、やがて瞼がどんどん下がってきて遂には後ろの柱に寄りかかり雛と一緒に寝息を立て始めた。
  二人の綺麗に揃った寝息だけが辺りに広がっていく。


  二人が目を覚ましたのは縁側がすっかり夕日の光に包まれている頃だった。

  












 「雛、お風呂沸いたよ」
 「分かった。今日も一緒に入る?」
 「もちろんだろ。ほら、早く早く」


  にとりは嬉しそうに雛の腕を掴んで引っ張る。空に一番星が輝き出した時間のことだ。

  
  脱衣所で服を脱ぎ裸になった二人は、湯気が立ち込める浴室へと入る。河童の家らしく風呂は自動でお湯が湧く仕組みになっている。
  二人一緒に湯船に浸かると、お湯が溢れて浴室の床へと流れ落ちた。湯船はそんなに大きくないため、二人の身体が密着する。


 「はあ~。極楽だね~」
 「本当ねえ」
 「湯加減はいいし、隣には雛がいるし言うこと無しだね。うーん、雛の肌はすべすべでうらやましいなー」


  にとりはそう言いながら雛の身体に頬擦りする。雛は自分の身体を褒められて少し照れ臭かったが、嫌な気持ちはしなかった。


 「にとりのお肌だって綺麗よ。あら……それに胸もまた大きくなったんじゃない?」  
 「そうかな? 隣に雛の胸があるとそう言われても実感が湧かないなあ」

 
  確かに胸の大きさは雛の方が大きいが、にとりも普段の子供っぽい格好とは不釣り合いに成長した胸を持っていた。
  合わせて四つの乳房が湯面にぷかりと浮かぶ。


  二人は湯船から出ると身体を洗い始める。石鹸の香りが浴室に広がり、時折泡が浮かんでは消える。


 「雛、背中洗ってあげるよ」
 「ん、頼むわ」


  後ろを向いて座る雛の背中をにとりがごしごし擦る。にとりは手を動かしながら背中越しに雛に話しかけた。


 「どう、ちゃんと出来てる?」
 「うん、上出来よ」
 「良かった。雛とこんな風にお風呂入るのも何回目かな」
 「さあ……? 数えてないからね。あ、今度は私がにとりの背中洗ったげる」


  雛がくるりと後ろを向くとにとりも背中を雛に向ける。二人が順番に相手の背中を洗うその姿は実の姉妹のようだった。


 「じゃあ背中はこれで終わりね。次は……」
 「ひっ!?」


  突然にとりが素っ頓狂な声を上げる。無理はない。自分の菊穴をいきなり触れられたのだから。


 「ちょっ、雛、そっちはいいって! 自分でやるから……!」
 「いいからいいから。にとりの可愛いお尻も綺麗にしないとね」


  雛はにとりの張りのある尻を撫で回すと、その視線を菊穴へと向ける。


 「うふふ……。にとりのお尻の穴ひくひくしてるわね……。こうされるの期待してたの? にとりお尻弱いもんね」
 「はあ……、やだ……そんなにじろじろ見ないでよぉ……」


  にとりの菊穴にゆっくりと手を伸ばす雛。穴のふちを指でなぞると、にとりがさっきのような声を上げる。


 「外は綺麗だけど中はどうなってるのかしらね……?」
 「あ……待って雛、まだ心の準備が……はひぃ!?」


  雛が指の先をにとりの不浄の穴へと差し込むと、にとりの身体が跳ねる。


 「あ……すごい。にとりのお尻の穴……どんどん指が入ってく……」
 「んあああ……あおおおお……! ひ、なぁ……!!」


  雛の細い指はあっと言う間に根本までにとりの尻穴に飲み込まれる。雛が指を折り曲げて腸壁を抉ると、にとりの身体はは陸に揚げられた魚のように
  何度も跳ね上がる。


 「あひい! んふああ……!! おしりが、おしりきもちいいよおおおおおっ!!」


  快楽に悶えるにとりを見ながら、雛も息を荒くして指を出し入れする。菊穴のすぐ側にあるにとりの秘所からは愛液が滴り落ちていた。


 「ああっ、イクッ、おしりでイクッ!! んはああ!!」
 「イッてにとり!! にとりがお尻の穴でイッちゃうところ見ててあげる!!」
 「雛……。あああ……キた、キた……あああああああああっ!!」


  大きく仰け反りながらアナルによる絶頂を迎えるにとり。雛の指が引き千切れそうなほど圧迫される。
  にとりの秘所からは愛液が勢いよく噴き出した。雛が指を引っこ抜くと、菊穴が物足りなさ気にひくつく。


 「はあ……はあ……」
 「可愛かったよにとり……。はあ……にとりのお尻の中あったかかったわ……」
 「んもう……、何でお風呂でこんなこと……」
 「だってさっきにとりは私が胸でイクとこ見たんだから。にとりも私にイクとこ見せてくれないと不公平でしょう?」
 「は……はあ……。まったく雛には敵わないよ……」


  その後全身汗びっしょりになってしまった二人はもう一度湯に浸かって汗を流す。
  その間二人の頬が真っ赤に火照ってたのは、風呂の熱さだけではないだろう。
















  風呂から上がった二人は夕食を食べるとしばしまったりした時間を過ごした。一緒に皿洗いをしたり、他愛無い話をしたり。
  そして月が夜の空に高く昇った頃――――。


 「雛……」
 「ん?」
 「布団敷いたからそろそろ……寝ようか?」
 「……うん」


  口では寝ると言ってるにとりだが、もちろん本当に就寝するわけではない。雛もそのことは重々承知していた。
  手を繋いで寝室へと向かう二人。二人の長い夜がこれから始まる。










  寝室には布団が一式敷いてあった。敷いてあるのは一枚だけだが枕は二つ。
  にとりと雛はちらっと互いのことを確かめたが、暗黙の了解のように揃って服を脱ぎ出す。やがて互いに何も身に着けてない姿になると、
  二人向き合って相手の身体を眺める。二人とも実に美しい姿をしている。


 「雛……」
 「にとり……んっ……」


  唇を重ねると、それをきっかけに布団に倒れ込む二人。そして激しく相手を求め出す。
  舌を絡め唾液を交換する。きつく抱き締め合えば互いの大きな胸がぶつかってたわむ。


 「はあ……好きだよ雛……」
 「私も……にとりのことが好き……」


  自分たちの心に宿る愛を声に出して伝える。二人は今までに何度もこうして身体と心を重ねてその絆を深めてきた。


  情熱的な接吻が一段落すると、にとりは口の周りに付いた唾液を指で掬って舐め取りながら雛に訊ねる。


 「今日はどっちが上になる?」
 「にとりがしたい方でいいわよ」
 「じゃあ……今日は私が上になりたいな」
 「ん……決まりね」


  雛の答えを聞くと、にとりは仰向けに横たわる雛の上にちょうどシックスナインの体勢でまたがる。
  雛の眼前にはにとりのしっとりと濡れそぼった秘所が突き付けられる。そしてにとりの前にも同じく濡れきった雛の秘所。
  にとりは静かに腰を下ろすと共に、舌を雛のワレメに這わせていく。


 「んああ! ああ……ん……」


  熱く火照った舌が雛の秘所を舐め回す。最初は全体を舐めていたにとりの舌だが、徐々に雛の充血したクリトリスを舌先で刺激する。
  そのたびに雛が可愛くもいやらしい嬌声を上げる。その声がにとりをさらに興奮させ、舌の動きを激しいものにしていった。
  雛も負けじとにとりの秘所へ口をつける。にとりが自分にしているのを真似するように、最初は全体を、そしてクリトリスを責め立てていく。
  にとりのワレメから分泌される透明の愛液が雛の顔の上に零れ落ちるが、雛にとってはそれは甘露のようなものだった。
  
 
  互いに一心不乱に相手の秘所を貪る。ぴちゃぴちゃと水音が音を立てながら、薄暗い寝室に吸い込まれていく。
  雛が舌をにとりの膣内へと捩じり込ませると、にとりは一瞬身体を震わせるが、すぐに自身も舌を雛の膣内へと滑り込ませる。
  互いの膣内で蠢く舌。相手の膣を味わうかの如く、両者のざらついた舌がうねる膣内を舐め回していく。


 「ふう……んんっ……ぴちゃ……」
 「ん、じゅる……んはあ……ぢゅく」


  二人の身体が膣と舌を通して繋がる。
  自分の大切な場所を愛しい人に支配されてるという嬉しさ。今自分が感じている快感を相手も感じてくれているのだという喜び。
  にとりと雛はそれを身体全体で感じていた。
  そして――――。


  ぷしゅ、ぷしゃあああ……。


  絶頂を迎えたそれぞれの膣から愛液が迸り、相手の顔に拭き掛かる。


 「はあ……はあ……、きもち……よかった、雛……?」
 「ん、ふう……私のソコを見れば分かるでしょ」


  にとりは身体の向きを水平に180度変えて、雛と顔を向き合わせる。


 「あ、雛の顔べとべとじゃん」
 「そう言うにとりだって……顔中私のお汁だらけよ」


  二人はどちらからともなく相手の顔に付いた自分の愛液を舐め取っていく。やがてそれは口づけへと変わり、さっきのように舌を絡めてお互いを
  求める。同時に腰を動かし花弁を擦り合わせて快感を得る。硬くなった乳首やクリトリスが擦れ合い、そのたびに二人の身体が細かく震えた。
  密着した秘所からは再び愛液が零れ、布団に沁みを作る。


 「ん……ああ……! 雛、ひなぁ……!!」
 「にとり……、ああっ! 好きよにとりぃ……んん!!」


  二人はただただ相手の名を呼びながら快楽を享受する。快感の果てにある絶頂に向けて上り詰めていくにとりと雛。
  今、二人は一つになっていた。
 

 「もう、だめっ……、イッちゃうよ……にとり……!」
 「一緒にイこう。一緒に気持ちよく……んん、はああ……!」
 

  やがてその時は二人同時に訪れる。


 『あ、ああ、あああああああああああああっ!!』


  にとりと雛は同時に大きな喘ぎ声を上げる。双方の秘所から出た液が混ざり合い流れていく。
  ぐったりと雛の上に覆い被さるにとり。雛はにとりの身体を優しく抱き寄せた。


 「雛……あのさ……」
 「うん……」
 「キスして……くれる……?」
 「いいわよ……」


  そして口づけをする二人。互いの温もりを感じながらこの口づけは長く深く続いた。


















  行為の後、一つの布団に包まれる二人。にとりが天井を眺めながら、隣に居る雛に話しかける。


 「明日には樹海に帰るんだっけ?」
 「うん、仕事があるし」
 「そっか……次はいつこれる?」
 「うーん、どうかしらね。まあそんなに間は空かないと思うけど……。私がいない間ちゃんとご飯食べなさいよ。にとりは一旦機械弄りに夢中になると
 他の事が目に入らなくなるんだから」
 「分かってるよ、もう。保護者みたいな口きいて」


  冗談混じりに悪態を吐くにとり。寝室には音一つ無く静かな時が流れるが、それを遮るように再びにとりが口を開いた。


 「ねえ」
 「んー?」
 「結婚しようか」


  にとりのその言葉に雛は一瞬驚き、返事をするのを忘れた。しかししばらくの沈黙の後に雛が言葉を紡ぐ。


 「……それもいいかもね」
 「まーその、結婚して何かが特別変わるわけじゃないんだけどさ」
 「それでいいわ。今の生活で私は十分幸せ」
 「私も……雛との普通の生活が一番好きだな」
 

  言い終わるとにとりは布団の中で雛の手を握る。雛もそれに応じてぎゅっと握り返してきた。この手の温もりこそが二人の一番の幸せだった。


 「そうすると私は河城雛になるのかしら」
 「んー、じゃ私は鍵山にとりだ」
 「ぷっ……何か変な感じね」


  二人してくすくす笑い合うと、やがてさっきの行為の激しさからか眠気が襲ってきた。


 「ふわあ……、そろそろ寝ようか」
 「うん。それじゃあおやすみなさい、にとり……」
 「おやすみ、雛……。また明日ね……」


  やがて寝室には二つの寝息が聞こえてくる。二人の握り締められた手はその夜ずっと繋がっていた。













  それからしばらくして幻想郷に新しい夫婦が生まれるのだが、それはまた別のお話――――。


 
 

  
  夜伽でのにと雛の少なさに涙が出てきて、だったら自分で書けばいいじゃないということで今回はにと雛です。
  前々から書こうとは思ってたんですが、にとりも雛も自分の中でトップクラスに好きなキャラなのでなかなか
  手が進みませんでした。やっぱり好きなキャラはちゃんと書いてやりたい。

  で、結局終始イチャついてるだけの話になりました。甘い感じに仕上がってるでしょうか。
  書いてて気づいたのはやっぱりにと雛最高ぅぅぅ!!ということです。
  
  
ばっきゅう
コメント




1.16夜削除
なんというバカップル
GJと言わざるを得ません
2.名前が無い程度の能力削除
鍵山夫妻の方に一票
3.名前が無い程度の能力削除
にと雛いいですよねにと雛。
素敵な作品をありがとうございます
4.まるきゅう削除
鼻血出てきたハァハァ
に、にと雛たまらん・・萌をありがとう‥ガクッ(そして幻想入り)
5.Ba削除
私は河城夫妻に一票ですね。
雛に胸を押し付けられて真っ赤になってるにとりがヨイっすw